ナポリは9日、セリエA第12節でジェノアをホームに迎え、0-0で引き分けた。

前節ローマとの太陽デルビーに敗れ、7位まで後退したナポリ(勝ち点18)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のザルツブルク戦を1-1で引き分け、決勝トーナメント進出はお預けとなった。そのザルツブルク戦のスタメンから2選手を変更。マリオ・ルイとGKメレトに代えてヒサイとGKオスピナを起用した。

前節ウディネーゼ戦を落とし2連敗となった17位ジェノア(勝ち点8)に対し、フラットな[4-4-2]で臨んだナポリは2トップにメルテンスとロサーノ、中盤右にカジェホン、左にインシーニェを据えた。

そのナポリは開始2分にインシーニェがネットを揺らしたが、その前にロサーノのポジションがオフサイドでノーゴールとなった。

その後はジェノアに押し込まれる時間帯があったナポリは、16分にジエリンスキのミドルシュートで牽制したものの、ギアを上げることができない。前半半ば以降も効果的な崩しのプレーは出せずにゴールレスで前半を終えた。

後半も押し込む展開としたナポリは53分にメルテンスがミドルシュートでオンターゲットを記録。

しかし62分には大ピンチ。ピナモンティに決定的なボレーシュートを許したが、ゴールライン前のクリバリが好ブロックで凌いだ。

その後、69分にファビアン・ルイスのミドルシュートでゴールに迫ったナポリだったが、終盤にかけてはチャンスを作れずに低調なドローリーグ戦4試合勝利から見放されている。

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