交番(gyro/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

警察の職務質問。できれば生涯お世話になりたくない事柄だが、このほど不可解な理由で警察官に呼び止められた話がツイッター上で拡散されている。

■「堂々と繁華街を歩けるのはなぜだ」

現代美術史家の松下哲也氏が7日にツイートした投稿。警察に職質されたというが、以下の理由で問い詰められ、思わずキレてしまったという。

「スマホと鍵しか持っていないのに、数万円分の本が入った丸善の袋を持って白昼堂々繁華街を歩けるのはなぜだ」

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■警官の心情を推測

松下氏は続けて、警察が以下のような理由で、自分に不審感を抱いたのではないかと推し量った。

「もしかしてあの警官、嫌がらせじゃなくて本当にスマホでクレジットカード決済できるとかスマホで電車乗れるとか知らなかったのかな…」

「もしかして、手ぶらでこの繁華街まで来られるのはおかしい(運転免許の不携帯をごまかそうとしているか住所や身分を偽っている)、財布を持ってない人間がこんな高額の買い物できるわけがない(人から財布など盗んで購入したのではないか)っていうことが言いたかったわけ?」

■職質された経験者は

なお職質についてはこんな調査がある。しらべぇ編集部が、全国20〜60代の男女1,537名を対象に調査したところ、「職務質問されたことがある」と答えたのは全体の19.5%だった。

職務質問

財布を持っていないだけで職質される時代になったようだ。

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(文/しらべぇ編集部・右京 園次郎

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年10月19日~2018年10月22日
対象:全国20代~60代の男女1,537名(有効回答数)

手ぶらで歩いていたら職務質問が… その理由に思わず「キレた」