殴る女性(Milatas/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

恋人同士のちょっとした痴話げんか。たいていのカップルは「大喧嘩」止まりとなるはずだが、この2人の場合はそうは行かなかったようだ。

■美しいバラにはトゲがある

米国フロリダ州ブレバード郡のインディアン・ハーバー・ビーチという町で今年6月、恐ろしい殺人未遂事件が起きた。

加害者は当時、美容関係の仕事に就いていた黒髪と黒い瞳が大変ゴージャスな21歳の美女ケイティ・リー・ピッチフォード。同棲するようになったボーイフレンドと口論した日の夜、彼が就寝したところを見計らってピッチフォードはあり得ない攻撃性をむき出しにした。

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■睾丸を握りつぶされる

ピッチフォードは眠っていた恋人を両方の拳で殴り、伸びた爪で顔をガリっと引っ掻き流血させると、続いては下半身を攻撃。なんとその睾丸に掴みかかり、ギューッと握りつぶして股間を血だらけにした。

さらに恋人の首を強く絞めたピッチフォードは殺人未遂容疑で逮捕・起訴され、あまりの残虐性ゆえ保釈保証金の設定はなされなかった。

ピッチフォードの投獄はほぼ確実とみられており、「冷血で残虐な魔女の恨みを買ったことが恐ろしい」と怯えている男性。彼の股間にもう睾丸はない。

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■ほかの男ともデートしたい美女

検事当局は現在その裁判に向け準備を進めているが、2人の口論の原因がみえてきたようだ。

ピッチフォードはその日、「ほかの男ともデートしてみたい」と言い出して彼氏を嫉妬させた。そこで嬉しいという気持ちを抱けなかったのは、彼女が道行く男たちを必ず振り向かせる美女だったから。

こんな男1人に束縛されるのはもったいないという自負心やプライドピッチフォードにはあったようだ。「嫉妬や束縛に腹が立った」という動機でDV事件が起きることは少なくない。被害者が男性であるケースも近年では増えているという。

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■嫉妬はかわいいのか

事件の原因にもなり、小説の普遍的なテーマでもある嫉妬や束縛。しらべぇ編集部では、全国20代〜60代の男女1,537名を対象にそのあたりについて調査していた。

気になるのは男女および世代で意識に違いがあること。女性が年齢があがるごとに嫉妬を「かわいい」と感じられなくなるのに対し、男性は50代でむしろそれを強く感じているようだ。

50代や60代の男性は年々そっけなくなる妻に対し、心のなかで「かわいいから嫉妬してほしい」と訴えているのだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年10月19日~2018年10月2日
対象:全国20代~60代の男女1,537名(有効回答数)

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