Dクリニック東京 メンズ(所在地:東京都千代田区、院長:小林 一広、旧名称:メンズヘルスクリニック東京)、Dクリニック大阪 メンズ(所在地:大阪府大阪市、院長:脇坂 長興、旧名称:脇坂クリニック)が、働き方改革がなされている会社にお勤めの20代~50代の働く男性500名を対象にした『働き方改革と健康に関するアンケート』において、働き方改革で「残業時間が減ったと」と感じる方が73%を超えたにも関わらず、「働きやすくなった」と感じない方が半数以上、「仕事で感じるストレスが増えた」という回答が半数となりました。

また、ストレスが原因で引き起こされる男性更年期障害について、国際的に用いられるセルフチェック『AMSスコア』でチェックをしていただいたところ、男性更年期障害の疑いがある方が約40%(中等度・重度の男性更年期障害の可能性がある人)にのぼり、“働き方改革副作用”による新たなストレスで隠れ男性更年期障害の可能性がある方の多さを裏付ける結果となりました。

【「働き方改革と健康」に関する調査】ポイント
■「働き方改革」では労働時間の是正や有休休暇取得が推進され、残業時間も減っている。
・どのような働き方改革がされていますか?(複数回答可)に対しては「労働時間の是正」「有休休暇取得の促進」がどちらも60%超。
・働き方改革以降で残業時間は「どちらかというと減った」「とても減った」が合わせて73%。

■しかし、30代が多くのストレスを感じている実態に。
・働き方改革により働きやすくなったと「感じていない」方は53%超。
・働き改革以降、仕事で感じるストレスが「どちらかというと増えた」「とても増えた」が50%という結果に。
・労働時間に関して感じるストレス 第一位は「ノー残業デーの翌日、そのしわ寄せがくる」が36.4%。この回答のうち、30代の回答者数が最多
・業務量に関して感じるストレス 第一位は「残業ができないのに業務量が変わらない」が46.4%。中でも30代が最多

■“働き方改革副作用”で「約1,200万人超が男性更年期障害の可能性」
・男性更年期障害の指標となる『AMSスコア』チェックによると男性更年期障害の疑いがある方が約40%(中等度・重度の男性更年期障害の可能性がある人)。働き方改革の裏に潜む“隠れ男性更年期障害”の可能性が。対象年代を現在の日本人口に当てはめると約1,200万人超が男性更年期障害の可能性となりました。
・決まったストレス解消法がある方は「筋トレ」や「スポーツ」、「良く寝る」、パートナーと晩酌や子どもとお出かけなどの「家族とコミュニケーション」といったテストステロンによい方法を持つ方が散見されました。中には「俳句を詠む(20代)」「女装(50代)」といった独特な回答も。

調査概要
調査主体:Dクリニック東京メンズ・Dクリニック大阪 メンズ
調査対象:20代~50代の全国の働く男性500名(一般社員250名、役職者250名)
調査期間:2019年10月18日~20日
調査方法:インターネットリサーチ
※本ニュースリリースに含まれる調査結果をご掲載いただく際は以下のクレジットを必ず明記ください。
クレジット:「Dクリニック東京・Dクリニック大阪 メンズ 男性更年期専門外来」調べ

男性更年期障害とは
これまで女性特有の病気と考えられていた「更年期障害」は、実は男性にもあり「男性更年期障害」(正式名称:LOH症候群、加齢男性性腺機能低下症候群)と呼ばれています。

主な症状としては、大きく3つの側面に現れます。
・心(精神) …やる気がしない、集中力が続かない、イライラ など
・身体 …疲れやすい、筋力が落ちた、ビール腹になった など
・性 …性欲が沸かない、朝勃ちしない など


男性更年期障害の原因は、ストレスによる男性ホルモン値の低下です。女性の症状と異なる点は、年齢による発症ではないことと、性に関する症状が現れることです。

30代が男性更年期障害予備軍に!?
このたびDクリニック東京 メンズは、11月23日勤労感謝の日を前に、20代~50代の働く男性500名を対象に「働き方改革と健康」に関する調査を行いました。2019年は働き方改革元年ですが、実際に働きやすくなってストレスが減り、男性更年期障害のリスクは低減されているのか?という視点で質問を設けました。
結果としては、働き方改革で70%以上の方が残業が減ったという回答にも関わらず、働きやすくなったと感じていない方は半数以上、仕事で感じるストレスが増えた方が半数という結果になりました。
中でも、労働時間、業務量、給料に関して感じるストレスは30代の一般社員、管理職社員ともに回答が多く、このままだと30代が男性更年期障害を発症しかねない予備軍として浮き彫りになりました。

60%の企業で長時間労働や休暇の取りやすさは改善されている様子
「有休休暇取得の推進」「長時間労働の是正」が60%以上の企業で導入され、次いで、ノー残業デーの導入も約45%。長年、日本の労働環境について問題視されていた事項から取り組んでいるようです。


残業時間は減ったのに、働きやすくなったと感じない方が多数派に。
多くの企業で働き方改革に関する取り組みがなされ、残業時間については73.0%の方が「どちらかというと減った」「とても減った」と答えたものの、働きやすさについて尋ねると「働きやすくなったと感じない」方が半数以上の53.8%に上りました。

仕事で感じるストレスは30代が一番多い
働き方改革以降、仕事で感じるストレスが「とても増えた」「どちらかというと増えた」と感じる方は半数に。年代別に見ると30代の「とても増えた」という回答が最多。頼られる働き盛りはストレスが多いようです。
ストレスによるテストステロン(男性ホルモン値)の低下は男性更年期障害の原因。30代は新たに男性更年期障害に気を付けなければいけない層と言えるでしょう。

ノー残業デーのしわ寄せがダントツにツライ。残業の代わりに早朝出社も。
労働時間に関して感じるストレスは「ノー残業デーの翌日、そのしわ寄せがくる」が36.4%と一番多い結果になりました。「その他」の回答には『サービス早朝出社をしている(20代)』と根本的な解決になっていないパターンや、『監視状態になっている(50代)』と窮屈に感じる方も。

働き方改革のためのシステムがかえって時間がかかることに…
システム・制度に関するストレスについて尋ねたところ、ストレスを感じていない方が多数である一方、働き方改革にむけて「導入したシステムが煩雑でかえって時間がかかっている」という回答が26.8%本末転倒な状態になっている方もいるようです。「その他」の回答には『名前だけの導入(50代)』『その場しのぎばかり(30代)』とかなりのストレスを感じている方も

残業規制だけでは逆にストレスの元
残業ができないのに業務量が変わらずストレスを抱える方が半数弱。残業規制をするだけではかえってストレスの元になりかねない現場の声が見られました。

残業代カットと増税の波で経済的なストレスが生まれている。
お給料に関して感じるストレスは「残業時間が減ったので残業手当がつかない」が43.6%と最多であるものの、次点で「税金が上がったのに残業時間で残業代が稼げず、生活が窮屈に感じる」という回答も35.6%に上る結果に。残業代カットと増税の影響で、経済的なストレスも感じている傾向がみられます。「その他」の回答には『やることが増えたが、金額が変わらない(30代)』という、業務量とお給料の密接な問題を実感している方も多くいます。


働き方改革は悪影響は少ないが、家庭には「離婚」という大ダメージも。

働き方改革について「心」「身体」「家庭」それぞれへの影響について尋ねたところ以下のような結果となりました。

・「心」へ「悪い影響があった」 …24.8%
・「身体」へ「悪い影響があった」…18.8%
・「家庭」へ「悪い影響があった」…11.6%

「心」への影響が他の回答より高く、心理的ストレスを受けている傾向がみられます。ただ、いずれの面でも「よい影響があった」の回答数が多く、働き方改革は個々人への影響は概ね良好のようです。

「家庭」面へ悪い影響について具体的に聞いてみると、『結局家で仕事をしている』『ストレスで家庭内の雰囲気が悪くなった』『給料が減り、パートナーから叱責を受けた』という回答や、「別居」「離婚」にまで発展したケースも散見されました。




ストレス解消法はそれぞれ。お酒は楽しいけど飲みすぎは注意。
決まったストレス解消法があると答えた方は54.0%。半数以上の方が自分なりのストレス解消があるようです。
具体的な内容を聞いてみると筋トレ」「スポーツ」「とにかく寝る」といったテストステロンによい行動や、「子どもとお出かけする」「休日に家族との外食などのコミュニケーション」など、パートナーから褒められるとテストステロンアップにつながりそうな回答もありました。独特な回答としては「俳句を詠む(20代)」「女装(50代)」など、それぞれの楽しみ方でストレスを発散しているようです。
一方、心配なのが「飲酒」という回答も多数見られました。お酒の飲みすぎは浅い眠りに繋がり、テストステロンが低下してしまいますので飲みすぎには注意してください。

“働き方改革副作用”で「約1,200万人超が男性更年期障害の可能性」!?
アンケート内では、国際的に用いられる男性更年期障害のセルフチェック「AMSスコア」にも答えていただきました。
その結果、「軽度・中等度・重度の男性更年期障害の可能性」がある方は合計約60%にも上り、30代の約50%が当てはまる結果となりました。さらに、中等度・重度の男性更年期障害可能性の方は合計41%に上りました。なお、総務省の発表によると、2019年10月1日現在の日本国民の20代~50代男性は3,130万人。
今回の「中等度・重度の男性更年期障害可能性」である41%を当てはめると、日本国民の20代~50代の男性で約1,200万人超が男性更年期障害の疑いがあるとなりました。さらに「重度の男性更年期障害可能性」のみに絞っても27%に上り、同条件に当てはめても、845万人。働く男性の“働き方改革副作用”とも言える現代ならではのリスクが見えます。

30代からテストステロンを意識して、パートナーからもぜひアドバイスを。

Dクリニック東京 メンズ/Dクリニック大阪 メンズ
男性更年期専門外来 担当医 辻村 晃(つじむら あきら)

順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科 教授

今や男性更年期障害も広く知られてきています。平均患者年齢は50代でしたが、現代ならではの社会問題に由来したストレスが増えており、今回の調査では30代もリスクが高いことが判明いたしました。
男性更年期障害の原因である『テストステロンの低下』を防ぐには、筋トレや質のいい睡眠、「まごわやさしい」を合言葉にしたバランスの良い食事です(まめ類、ごま、わかめ、野菜、魚、しいたけ、いも)。また、幸福感が高いと男性ホルモンが増加することもわかっていますので、女性とデートやパートナーから褒められたりするのも効果的です。
「調子が悪いかな?」と感じたり、パートナーの方から見て症状が見られたりしたら、AMSスコアのチェックや男性更年期外来のドアをたたいてみてください。
健康的な勤続や、いい夫婦としてあり続ける秘訣かもしれません。

気になる方はまずは気軽に「男性力ドック」でテストステロン値の測定を。
テストステロン値を図るにはDクリニック東京 メンズまたはDクリニック大阪 メンズの「男性力ドック」で測り、「身体的」「精神的」「性的」な側面から総合的に判断、診療いたします。
1回3万円、1時間程度で終わる手軽さだけでなく、クリニックは完全プライバシーに配慮。トータルケアという観点からメンタルヘルス診療を兼ね備えている点もDクリニック東京 メンズ、Dクリニック大阪 メンズの特長です。

■検査内容について(所要時間1時間程度)
体組成計:身長・体重・体脂肪率・筋肉量・体水分量・BMI・腹囲・胸囲・首周り等
血液検査:男性ホルモンを中心とした血液検査
・PWV検査:血管年齢、動脈硬化度検査
超音波骨密度検査:踵骨による骨密度判定
・2D:4D検査:両掌のコピーを撮り、男性ホルモンとの関係性を診る
エレクトメータ検査:夜間睡眠時勃起力を測定
・握力測定:筋力および運動機能を示すバロメーターとして測定
・アンドロゲンレセプター遺伝子検査(オプション):CAGリピートを測定。DNA塩基配列を解析することで男性ホルモンの感受性を調べる

■診断結果について(検査から約1週間後)
診断結果を見ながら医師診察、処方いたします。


総合チャート
問診票とドックの結果から現在の「身体」「精神」「性」をチャート形式で表示。また、もともと持っている男性ホルモンの値と現在の値を比較することで、現在の自身の状態を正確に把握することができます。




血液・ホルモン検査結果
66項目におよぶ血液・ホルモン値の検査結果を提示。診断結果表には検査項目の解説や数値の見方、基準値等を掲載している資料を添付しています。参考にしていただき、健康管理にお役立てください。




体組成計測定結果
全身の筋肉量、脂肪量、水分量など加齢とともに衰える筋肉や男性ホルモンの低下による脂肪量の増加を把握します。





クリニック紹介 Dクリニック東京 メンズ
https://www.menshealth-tokyo.com/

東京都千代田区丸の内1-11-1
パシフィックセンチュリープレイス丸の内10F
最寄り駅:JR・東京メトロ東京駅有楽町駅京橋駅
電話番号:03-5224-5551(代表)
診療日:水曜日(第2・4週)、木曜日~日曜日
院長:小林 一広(こばやし かずひろ)


Dクリニック大阪 メンズ
https://www.osaka-clinic.com/

大阪府大阪市北区梅田3-3-20 明治安田生命大阪梅田ビル21F
最寄り駅:JR大阪駅地下鉄四つ橋線西梅田駅
電話番号:06-6940-7888
診療日:水曜日~日曜日
院長:脇坂 長興(わきさか ながおき)




配信元企業:医療法人社団ウェルエイジング Dクリニック東京 メンズ

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