株式会社ビズライト・テクノロジー(証券コード:4383)は、株式会社フーバーブレイン(証券コード:3927)と、エッジコンピューティングのセキュリティ分野において業務提携して、共同開発を行ってきたセキュリティソフトウェア「Edge Detector(エッジ ディテクター)」を、RaspberryPiベースのエッジボックス「BH」シリーズでバンドル提供を開始します。

昨今、RaspberryPiをはじめとするオープンソースハードウェアは益々その有用性が評価され、産業用途にも大きく広がりつつあります。当社のエッジボックスはRaspberryPiベースで設計された産業用途に利用できる汎用のエッジボックスとして、多くの企業に採用されています。

一方で、IoT、エッジコンピューティング、エッジAIの現場において、セキュリティに対する意識は決して高いとは言えず、またセキュリティ対策に関する適切なソリューションがありませんでした。そこで当社は、共同開発した「Edge Detector」をバンドルするメニューを用意し、よりセキュアなエッジコンピューティング環境を提供していきます。

■Edge Detectorの特徴

・コアエンジンは最高レベルの評価を受け(*2)、世界で5億台以上に利用されているBitdefenderのワールドワイドなマルウェア対策エンジンをRaspberryPi用に最適化

・集中管理機能を搭載し、IoTデバイスの死活監視、異常の検知、遠隔地制御を一括で提供。セキュリティを含めたエッジコンピュータのトータルマネジメントを実現。

Edge Detectorが実装されたエッジボックスは、当社が導入・運営する埼玉高速鉄道の車両内デジタルサイネージダイナミックビークルスクリーン」で先行導入されます。これは当面4G LTEで、近い将来には5Gによるリアルタイム通信によるコンテンツやデータを扱うため、RaspberryPi環境上において強固なセキュリティ対応を実現します。

*1 2019年11月10日現在、ビズライト・テクノロジー調べ

*2 AV-Comparatives: https://www.av-comparatives.org/

  AV-TEST    : https://www.av-test.org/en/

製品名 : 「Edge Detector」

価格  : 未定

発売時期: 2020年2月予定

■実証運用環境

埼玉高速鉄道車両内デジタルサイネージダイナミックビークルスクリーン」

(当社RaspberryPiベースのエッジボックス「BH」を使用し、ローカルAIセンシングとダイナミックDOOH(Digital Out Of Home)を実現したデジタルサイネージ媒体)

台数:60車両 全240台

期間:2019年11月中旬より実装開始、2020年4月より本格運用予定

■株式会社ビズライト・テクノロジーについて

ハードウェアが分かるソフトウェア開発集団として、RaspberryPiをコアとした、エッジボックス「BH」の提供とともに、エッジAIとIoT分野への取り組みを強化しています。高度なWebアプリケーション開発、サーバー構築・運用、ハードウェア技術、デジタルサイネージソリューションなど、オープンソースエッジボックスを軸にした事業に注力しています。2018年5月2日に東京証券取引所 TOKYO PRO Market(コード番号4383)に上場しました。

所在地: 〒101-0021

     東京都千代田区外神田2-17-2 共和ホームズ延寿御茶ノ水2階

URL  : https://bizright.co.jp/