Googleは、11月19日にサービス開始となるクラウドゲーミングプラットフォームGoogle Stadiaの海外ローンチタイトルと、2019年内に追加されるタイトルを発表した。

 ローンチタイトルとなるのは、以下の12タイトルだ。

・『アサシンクリード オデッセイ
・『Destiny 2』
・『GYLT』
・『Just Dance 2020』
・『Kine
・『Mortal Kombat 11』
・『レッド・デッド・リデンプション2
・『Thumper リズムバイオレンスゲーム』
・『トゥームレイダー
・『ライズ・オブ・トゥームレイダー
・『シャドウ・オブ・トゥームレイダー
・『サムライスピリッツ

 11月5日に発売したばかりのPC版レッド・デッド・リデンプション2『Just Dance 2020』が含まれている。トゥームレイダー』シリーズの新三部作がすべて収録されているので、本シリーズをプレイしていないのであれば一気に遊んでしまうこともできるだろう。

 Google Stadiaの独占タイトルとしては『GYLT』という、女の子サリーを操作するステルス・ホラーゲームが存在する。消息を絶った姉妹を探すために、プレイヤーはモンスターが徘徊する屋敷を探索することになる。不気味というよりも、寂寥感を感じさつつ可愛らしくデフォルメされたグラフィックが特徴だ。開発しているのは『RiMEで知られるTequila Worksで、本作もパズルを解きながら物語を進めていくゲームになると予想される。

 さらに2019年内、11月と12月下旬に追加されるタイトルとして以下の14タイトルが発表されている。

・『進撃の巨人2 -Final Battle – 』
・『ボーダーランズ3
・『Darksiders Genesis
・『ドラゴンボール ゼノバース2』
・『ファーミングシミュレーター19』
・『ファイナルファンタジーXV
・『Football Manager 2020』
・『ゴーストリコン ブレイクポイント』
・『GRID
・『メトロ エクソダス
・『NBA 2K20』
・『RAGE 2』
・『トライアルズライジング』
・『Wolfenstein: Youngblood』

 ローンチでは日本発のIPサムライスピリッツのみだったが、進撃の巨人2 -Final Battle – 』ドラゴンボール ゼノバース2』ファイナルファンタジーXVとが顔をそろえている。残念ながら目玉といえる『Baldur’s Gate IIIをプレイできるのは、もう少し先になりそうだ。

 既報ではあるが、Google Stadiaは2020年に発売するDOOMEternalウォッチドッグス レギオン『Gods & Monsters『Cyber​​punk 2077』の対応が発表されている。こういったゲームをPCで遊ぶにはハイスペックな環境が必要だが、クラウドゲーミングサービスであるGoogle Stadiaならば、容易に遊ぶことができそうだ。

(画像はTwitter@Google Stadiaより)

 なお、今回のGoogle Stadiaのサービス開始となる対象地域に日本は含まれていない。2020年からサービス対象地域を拡大する予定になっており、日本の上陸が具体的にいつになるのか気になるところだ。まずは最初にサービス開始となる14カ国で、Google Stadiaがどのような評価を受けるのか注目といえそうだ。

ライター/福山幸司

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman