世界最先端のスマート調光ガラス『ヘイリオ』を開発・製造するキネストラル・テクノロジーズの新しい最高戦略責任者に、元投資銀行家であるアロック・グプタ氏が就任。成長基盤の強化と経営規模の拡大に取り組むことになった。
シリコンバレー発、世界最先端のスマート調光ガラスの開発製造を手がける
キネストラル・テクノロジーズ(米）は、
最高戦略責任者(CSO)にアロック・グプタ氏の就任を発表。
スマート調光ガラス『ヘイリオ』の開発および製造を手がけるキネストラル・テクノロジーズ（本社所在地：カリフォルニア州ヘイワード）は、2019年11月7日、アロック・グプタ 氏を新しい最高戦略責任者に任命したことを発表しました。グプタ氏は、急速な成長を続けるスマート調光ガラスの世界的需要に対応するため、同社の成長基盤を発展させ、経営規模の拡大に取り組む予定です。
【キネストラル・テクノロジーズ最高経営責任者であS.B.チャー氏のコメント】
「キネストラルは、グプタ氏を迎えたことで、より確実で迅速な発展を確信できるようになりました。戦略的経営と組織編成に関する彼の計り知れない専門知識は、世界中の主要マーケットにおけるヘイリオの需要を迅速に拡大してくれるでしょう」
【アロック・グプタ氏のプロフィール】
グプタ氏は、UCLAアンダーソン・スクール・オブ・マネジメントにてMBAを取得。エンジニアとして、ハネウェル社、ノースロップ・グラマン社、株式会社デンソーの管理職として経験を積んだ後、シティグループのテクノロジー関連の投資部門に数年間勤務。その後、みずほ証券USAで半導体および電子機器部門の投資責任者を務め、のべ25年にわたって投資銀行家としての経験を積んできました。
【アロック・グプタ氏のメッセージ】
「キネストラルはサステナビリティをモットーに設立されました。同社の画期的なエレクトロクロミック技術により、省エネおよび二酸化炭素排出削減に貢献しながら、居住者にとってより快適な空間を提供することができるようになりました。ヘイリオが世界中で採用され、世界をより良く変えていく過程の一員となれたことを嬉しく思います。」
【キネストラル・テクノロジーズについて】
本社所在地はアメリカカリフォルニア州シリコンバレー。美しい建材となる、応答性が高くインテリジェントなスマート調光ガラス技術を開発。継続的な研究開発により、製造、デバイス処理、および窓ガラスのスマート制御におけるグローバルな膨大な特許ポートフォリオを築き上げています。
【ヘイリオについて】
米キネストラル・テクノロジーズが開発・製造するスマート調光ガラス。透明な状態では普通のガラスとまったく見分けがつきませんが、太陽光の過剰な熱や眩しさを軽減するために色をダークグレイに変えることができます。透明時と最も暗い状態の切り替えは3分以内に完了し、しかも均一に色が変わるため、お好みの色の状態でご利用いただけます。既存のビルマネジメントシステムともシームレスに連携し、スマートフォンアプリからの操作やスマートスピーカーを介した音声制御にも対応します。現時点で日本国内の建築物に導入可能な希少なスマート調光ガラスであり、米国試験材料協会の策定するASTM規格に準拠した耐久性能を有していることも確認されています。
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