愛媛FCは12日、FW河原和寿が今シーズン限りで退団すると発表した。

 1987年生まれで32歳の河原は2005年にアルビレックス新潟へ加入。その後栃木SC大分トリニータへの期限付き移籍を経て2012年に栃木へ完全移籍。翌年に愛媛へ完全移籍すると、2014年と2015年、2017年の3度に渡って2桁得点を記録。在籍7年間でクラブ歴代最多となるJ2リーグ戦通算44得点を記録してきたが、今季は5試合の出場に留まっていた。

 退団に際して河原は以下のようにコメントを発表している。

「今シーズンで愛媛FCを退団する決断をしました。この愛着ある土地、クラブを離れることは全く実感が湧きませんが、自分の選手生活を考え、この決断がベストだと思い、クラブへ伝えました。サポーターの皆様にはどんな時も温かい声援で支えていただき、心から感謝をしております。愛媛FCで積み重ねてきた経験や思い出は、この先の人生できっと大きな支えとなると思います。選手としても一人の人間としてもまだまだ成長するために新たな道を探っていきたいと思います。愛媛FCの選手として戦える残り2試合を噛みしめて、サポーターの皆様とともに全力で戦い、全力で楽しみたいと思います。7年間ありがとうございました」

愛媛FCのFW河原和寿が今季限りで退団