ミュージカルアナスタシア」の製作発表会見が11月12日東京都内で行われ、出演者の葵わかな、木下晴香、海宝直人、相葉裕樹、内海啓貴、山本耕史CHEMISTRY・堂珍嘉邦、麻実れいが登壇した。

【写真を見る】アーニャ役をダブルキャストで務める葵わかなと木下晴香が、劇中歌を歌唱!

同作品は、1918年に帝政ロシア時代最後の皇帝となるロマノフ2世をはじめ一族が殺害された中、皇帝の末娘・アナスタシアだけは難を逃れて生き続けたという歴史上の謎「アナスタシア伝説」に基づいた物語。

第70回アカデミー賞で歌曲賞、作曲賞にノミネートされたアニメ映画アナスタシア」(1997年)に着想を得て制作されたミュージカルだ。

主演のアーニャ役を葵と木下がダブルキャストで務める他、アーニャと出会い、共に旅をする若い詐欺師ディミトリを海宝、相葉、内海がトリプルキャストで演じる。

また、ボルシェビキの将官・グレブ役を山本と堂珍がダブルキャストで、孫娘のアナスタシアを捜し続けるマリア皇太后役を麻実がそれぞれ務める。

会見では、葵が「この演目が日本初演ということで、日本で初めて上演される作品に携わらせていただけることが本当に光栄です」と明かし、「アーニャというキャラクターはとても共感することができる“強い女性”で、そんな強い女性像がたくさんの人に共感していただけると思って、演じられるのをすごく楽しみにしています!」と意気込みを語った。

一方、木下は「私も、日本初演のこの舞台にアーニャ役として携われることを本当に光栄に思っていますし、本当にうれしいです。オーディションの時からクリエーティブスタッフさんの熱い思いを感じているので、これから一緒にこの物語を作っていくことが楽しみです」と告白。

また、ダブルキャストの相手の印象について、葵は「晴香ちゃんとは前回のミュージカルでトリプルキャストでご一緒させていただいたのですが、ちょうど一年がたって『いざ、次のステップに行こう!』という時に、(前作で)そばで切磋琢磨していた晴ちゃんがいるというのは『やってやろう!』というプラスな気持ちになれる。

親友でもあり、同志でもあり、ライバルでもある良い関係なので、これからお互い良いところ悪いところを見つけ合いながら頑張っていけたらと思います」とにっこり。

対する木下は「(葵は)『切磋琢磨できるってこういうことなんだな』って常に感じられる存在で、すごく心強いなって思います」とコメントした。(ザテレビジョン

製作発表会見に登場した葵わかな(写真手前右)、木下晴香(手前左)ら出演者たち