私が中高生の時代は、携帯電話を持つなんて大それた話だった。遊び人タイプの少数派がポケベルを持っているくらいのレベルで。しかし、時代は変わる。現代の中高校生の半数以上は携帯を持っているらしく、スマホを持っている子も少なくないという。それどころか、小さい頃から親のタブレットをいじって遊ぶなんて子供もいるんだろうな。

しかし、だ。頼もしい反面、不安でもある。使い方次第では、よろしくない影響だってあるだろうに。

そんな時に、朗報! 株式会社メガハウスが7月下旬からの発売を予定している『tap me(タップミー)』は、言わば子供向けのタブレット端末だそうです。

実は海外ではすでに、“子供用タブレット”は10機種ほど発表されてきているという。一方、国内ではタブレットも価格競争の世界に突入。どんどん、身近のものとなっている現状がある。
「私にも1歳と4歳の子供がいるのですが、PCやスマホがおもちゃとなってしまい、私のiPhoneが持って行かれちゃったりもするんです。もう、チャンネル争いみたいな状況でして(笑)」(『tap me』開発者によるコメント)

そろそろ専用の物を与えてあげたい、そして自分のiPhoneを取り返したい。苦笑交じりに披露していただいたエピソードも、今回のタブレット開発のきっかけの一つとなっている。

では、その子供向け仕様の内容について。まず第一に「パパママモード」と題した管理機能が挙げられるだろう。ハッキリ言ってしまえば、両親が幼き我が子に触れさせたくない機能もあると思う。「まだ、早い」、「もうちょっと分別が付いてから」みたいな。ネットとかメールとか、いわゆるそういう類の機能である。これを親御さんは、我が子の成長に合わせて追加したり削除したりできるらしい。「この子も成長したし、そろそろいいかな……」という頃合いに、それらの機能は追加してあげてください。

続いては、内蔵されているアプリについて。
キッズ用のアプリとして何が望まれているか? それを考えた結果、やはり“学習”と親和性のあるものを収録することにしました」(開発者)

タブレット書き順を教えてくれる「ひらがななぞり」や、わからない事を教えてくれる「恐竜図鑑」や「巨虫図鑑」などがそれである。

また検索システムには「Yahoo! きっず」を採用。例えば倫理的ではないワード、放送禁止用語を入力しても、この情報検索ならば反応もしないという。

そして、これも見逃せない。本体の周囲はシリコンバーを配しているとのこと。
「子供にiPhoneを持って行かれると、不安感から見張らざるを得ませんでした。壊したりしないか、変なところに電話してしまわないか、インターネットで変なサイトに行ってしまわないか……。それらの不安を、このタブレットは解消します」(開発者)

ちなみに、このような“子供用タブレット”が開発・発売まで至ったのは、国内では『tap me(タップミー)』が初。“国内初・子供向けタブレット”が、これなのだ。
「海外の子供向けタブレットには、設定の難しさによる取っ付きにくさがありました。しかし、この『tap me』にはそれがありません」(開発者)

最後に、最大の懸念について。もう四六時中、タブレットから離れない子にはなってほしくない。他の何も手に付かない、みたいな。そこで活用したいのが「使いすぎ防止タイマー」である。
「ずっとタブレットを触っている子供から『tap me』を取り上げると、ケンカになりかねません。そこで親御さんには、1日に使える時間をタイマーで設定しておいてほしいんです。その設定時間を過ぎたら、グーッと寝る画面が表示されます。するとお子さんも納得されますし、『寝ちゃったね。また起きたらいいねぇ』と言葉を掛けることで、トラブルにもなりません」(開発者)

言葉は悪いが、タブレットの方に責任転嫁できるというわけか。

いやぁ、何から何まで“子供向け”ですな。親御さんにとっても、嬉しい機能が満載でした。
(寺西ジャジューカ)

子供に意義ある内容だし、耐久性もあり。色々な意味での不安感も解消してくれている