日本代表は12日、カタールワールドカップ(W杯)アジア2次予選のキルギス代表戦に向け、アウェイのキルギスでトレーニングを行った。

この日のトレーニングから参加したMF遠藤航(シュツットガルト)が報道陣の取材に応対した。

今季開幕後にシュツットガルトへと移籍した遠藤だが、今月に入りついに初出場を記録。1分間の出場だったが「まずはチームで試合に出れることが大事で、1つ出れたことは良かったです。向こうでも良い練習してアピールしていけば、チャンスは来るかなと」と語り、この先もアピールを続けることが大事であり、日本代表にも繋がると語った。

キルギス代表との一戦は、ピッチコンディションが懸念されているが遠藤は「ピッチはまだ明日見ないと分からないですけど、そんなに良くないという想定です」とコメント。それでも、「まずは自分たちのサッカーをやることが大事で、しっかりボールを動かすことを意識しながら、できなかった時にデュエルで負けないとか、切り替えを早くするとか、そういうベースの部分が大事だと思うので、意識しながらしっかり自分たちのサッカーを進めていくことです」と語り、状況を見ながらも、チームとして準備してきたことを出すことが重要だと語った。

この日のトレーニングでは、ミニゲーム形式の練習もあったが、選手たちが少し足を取られるシーンも。遠藤は「僕は走った感じではゆるい感じはしなかったですけど、やってみないとという感じです」と語り、明日の試合会場でのトレーニングが重要であるとした。

アジア2次予選では、10月のホームでのモンゴル代表戦でプレーしている遠藤。キルギスとの一戦に向けては「大事なのは入りだと思う」と語り、「相手のアウェイの雰囲気に飲まれなければいい」と、タジキスタンで感じたアウェイの空気をキルギスでも感じる可能性があることを指摘した。

それでも「失点をしないようなしっかりした戦い方は大事だと思いますし、逆に良い入りができて1点取れれば、自分たちが優位に進められると思うので、立ち上がりはしっかりしなきゃかなと思います」と語り、試合の立ち上がりの攻防が重要であるとの見解を示した。

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