十人十色。他人と違った意見や考えを持つ事は、決して悪いことではありません。それを考えさせてくれる漫画を、ホラー漫画家の洋介犬さん(@yohsuken)がTwitterに投稿し、話題になっています。

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 洋介犬さんは11月11日Twitterに「感性アイデンティティ」というタイトル4コマ漫画を、「一番聞く耳を持たなくていい作品評は『〇〇を好きなヤツなんて馬鹿』である」というメッセージを添えて投稿しました。

 漫画は、「今日観た映画、面白かったな」と満足気な表情の主人公の感想から始まります。しかし、ネットレビューを見てみると、その作品は酷評されており、売り上げも散々で、友だちも「面白くなかった」と言っている……。

 しかし、この主人公は「でも、ボクは面白かったよ」と話し、最後に「自分の正直な『面白かった』は、たとえ自分でも安易に否定しちゃいけない気がするんだ」と、目に涙を浮かべながら、私たちに語りかけています。

 たしかに、映画に限らず、歌や絵画など、その作品を見たり聴いたりして、自分が感じ取ったモノは、他人と同じである必要はありません。

 人によって、感じ方、受け取り方は違いますし、昔は全然響かなかったけど、今あらためて見ると共感したり……。その人が見たタイミングによっても感じ方は変わることもあります。自分にしかない感性を大切にしていきたいですね。

 洋介犬さんに話を伺ったところ、これは過去に自身が体験したことが基になっているそうです。

 「僕が好きなゲームや映画が世間的には低評価だったり、他の人が何かを叩く時に『こういうのを喜ぶ奴らはアホ』みたいな言い方をするのがイヤだったというのもありますね」と、作品を描こうと思ったきっかけを教えてくれました。

 人がどう感じようが、その人の自由だと思うんですけどね。この4コマ漫画の投稿には、約1万件のリツイートと、3万件以上のいいねが付き、「感性は人それぞれ」「その通り」「自分の好きな事を『好き』って言える事はすごく大事」と、自分も同じ体験をしたという人たちから、共感の声が多く寄せられています。

<記事化協力>
洋介犬さん(@yohsuken)

(佐藤圭亮)

感性は人それぞれ 他人の酷評より自分の「面白かった」で充分