コロンビア戦に向けて、久保は13日からチーム練習に合流

 U-22日本代表は13日、週末に行われるキリンチャレンジカップU-22コロンビア代表戦に向けて広島で3日目の練習を行った。12日の夕方に広島入り、13日の練習からチームに合流したMF久保建英(マジョルカ)は、「今回は、自分はニューフェイスだと思うので、いつもそうだけど、よりアピールが大事だと思う」と語り、今回の遠征に対する意気込みを明かした。

 これまでA代表に選出されていた久保やMF堂安律PSV)、DF板倉滉フローニンゲン)といった選手たちが加わり、「現時点でのベストメンバー」(森保一監督)を揃えたU-22日本代表は、17日にキリンチャレンジカップで南米の強豪であるU-22コロンビア代表と対戦する。

 3月にミャンマーで行われたAFCU-23選手権予選以来となるU-22日本代表に招集された久保は、その間に行われていたトゥーロン国際大会や先月のブラジル遠征のニュース等を確認していたと語り、そのうえで「自分はそこにはいなかったけど、みんなブラジルに勝って自信をつけていると思う。A代表で言えばトップクラスの国に勝って自信をつけるということが、今回のコロンビアもそうですけど、大事になってくるのかなと思います」と、強豪との一戦に勝つことの重要性を説明している。

 また今回、広島で行われる試合は、東京五輪世代となるU-22日本代表の初の国内での親善試合とあって大きな注目を集めているが、久保はこの試合で見せたいものについて言及した。

スペインで移籍後初ゴールの久保、U-22日本代表でも「アピールが大事」

「自分だけでなく、みんなが誇りを持って、なおかつ責任を感じながら、今回の親善試合を行う。この試合を見に来てくれる人たちに、良いサッカーを見せて、良いチームだぞと思ってもらわないと期待してもらえないと思う。そういうサッカーができればいいなと思います」

 招集前に行われたリーガエスパニョーラ第13節ビジャレアル戦では、移籍後初ゴールを記録し、「自分で、結果で、周りの反応を変えるしかないと思うので、そういうのが一つできてよかった」と前を向いた久保。ゴールの勢いそのままに、今回の久々の五輪世代での活動に対し、「今回は、自分はニューフェイスだと思うので、いつもそうだけど、よりアピールが大事なのかなと思う」と語った若武者は、コロンビア戦のピッチでどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

U-22日本代表MF久保建英【写真:Football ZONE web】