キルギスで最初に建てられたサッカースタジアムであるドレン・オムルザコフ・スタジアム。カタールワールドカップ(W杯)アジア2次予選のキルギス代表戦を行う試合会場で、日本代表は13日にトレーニングを行なった。

夕方には5度を下回る寒さの中、トレーニングの冒頭15分が公開。選手たちは試合会場で汗を流した。

今回の代表活動は2チーム編成となっているが、キルギスでの一戦で活動を終えるMF伊東純也(ヘンク)は「試合数が多いとか、移動を考慮してくれていると思いますし、ここでしっかり1試合集中して。またコンディションを整えられればと思います」とコメント。クラブでの活動を考慮しての措置を受け入れている様子だった。

一方で、2試合目については「個人的にはもう1試合行きたいというのはありましたけど、しょうがないかなと思います」と、日本でのベネズエラ代表戦にも出場したかったとコメント。それでも「ここで集中してしっかり終わってから休みたいと思います」と、束の間の休息に当てると語った。

今シーズンはベルギージュピラー・プロ・リーグで15試合に出場し5アシストを記録。また、自身初となるチャンピオンズリーグにも出場し4試合でプレーしている。

チームに加入して2シーズン目となるが伊東は「手応えというのはないです。チームもあまりいい状況じゃなくて。試合は出ていますけど、勝ててないことが多いので」とコメント。国内リーグでは8位と中位に位置しているチーム状況を心配するが「ここで個人としては良いパフォーマンスをして、チームに戻ってしっかりやりたいなと思います」と語り、自身のパフォーマンスに集中したいと語った。

また、今回の活動では同じポジションのMF堂安律(PSV)、MF久保建英(マジョルカ)がU-22日本代表に合流している状況。伊東は「自分が出ないと思っている選手はいないですし、出たらしっかりやりたいなと」と語り、予選3試合目の出場へ力強く意気込んだ。

サムネイル画像