今どきのBPってこのくらいが使い勝手いいんじゃない? 235タイヤを絶妙ツラで履きこなす、軽めのオシャレと走りを両立した後期スペB

レガシィツーリングワゴン【2006年式/D型/SPEC B/BP5】


デフィのデモカーでありながら、廣江さんの愛車でもあるBP5レガシィ。素材の良さから「新車で乗りたかった」と大絶賛。そんなBPをベースに廣江さんはどんな風に手を入れているのか?

まず当車は、「走る」ことが大事。新潟などでスクールの講師をしていたりするため、「実用性」が外せないのだ。だから「ツラツラにできればカッコ良いけど、サーキットも走るから」とバランス重視でローダウン&ホイールセッティングを実施。最近はスペック欄で255という数字も見かけるが、ここでは前後共に235タイヤを筆頭に、約30mmダウン、8.5Jと、大人しめの数値としている。

とはいえ実は、ナカナカ攻めている!? リアはツメ折り+前側樹脂パーツ削りなど、各所に「ひと手間」入っているのだから。「走り」と「カッコ良さ」を最大限バランスさせた、「オトナ」仕様なのだ。


当車はD型で、スペックBだとデフ容量が大きくインプの部品が使えるなど、「色々バージョンアップしやすい」という。イジりがいのある素材だ。

この車高でも、全開切りOK


55サイズを履くケースがある中では、235サイズは穏やかな選択とも言える。けれど車高、ツライチの具合、キャンバーの設定等々、総合的にセットアップすることで、バランスの良いシルエットを完成させた。前輪はフルロック状態でも、「溝にはまらなければフェンダーは捲れない」と。


ホイールはグラムライツ57CR。ブレーキはフロントはGDB、リアはグローバルの移植キット(V36ローター+GDBブレンボ)を使用。

ツメ折り加工でセッティング

「なかのひとのスバル|日本精機編|BP レガシィ カスタマイズ」の1枚めの画像長距離移動、サーキット走行を念頭に置いているため、“走れない”では話にならない。

いよいよ次はDefiの追加メーターが登場

少し古さの残るコクピットを、デフィメーターでアップデート


デフィお馴染みのリンクメーターを計4個、そして多機能ディスプレイ、DSDFをセット。アドバンスA1は、上質なヘアライン文字盤、贅沢な低反射ガラスを採用した最新機種だ。

「なかのひとのスバル|日本精機編|BP レガシィ カスタマイズ」の1枚めの画像“廣江号”では、インパネセンター部はこのようにまとめている。DSDFのコントロールユニットはディスプレイ裏側に収めたが、助手席側グローブボックス内に収める方法もあり。

SPECIFICATION

問:デフィ
tel.03-5814-0081
URL:https://www.nippon-seiki.co.jp/defi

スバルスタイルvol.003より

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なかのひとのスバル|日本精機編|BP レガシィ カスタマイズ