ナイジェリア代表MFディクソン・エトゥフ(37)が、八百長により有罪判決を受けたようだ。イギリスBBC』が報じた。

エトゥフは、マンチェスター・シティの下部組織出身で、2000年にトップチーム昇格。その後、プレストン・ノースエンドやノリッジ、サンダーランド、フルアム、ブラックバーンイングランドで長らくプレー。2014年12月にスウェーデンAIKソルナへ加入するも、2017年1月に退団していた。

今回エトゥフが疑われた八百長は、2017年にスウェーデンアルスヴェンスカン(1部リーグ)での試合のこと。AIKのチームメイトであった元カナダ代表GKケニー・スタマトプーロスを買収しようとしたようだ。

最高裁判所は「エトゥフが選手に提示した内容は非常に明確であり、贈賄の刑事申し立てとみなされるべき」と述べていたが、昨年の裁判では無罪に。しかし、検察官が上訴していた。

スウェーデン控訴裁判所は、八百長で有罪判決をエトゥフに言い渡したが、刑務所に収監されることは逃れたとのこと。代わりに罰金が課せられ、保護観察処分となったようだ。

エトゥフは、プレミアリーグで111試合に出場し4ゴール3アシストチャンピオンシップ(イングランド2部)でも133試合に出場し12ゴール4アシストを記録。ヨーロッパリーグでも17試合に出場し1ゴール1アシストを記録していた。

また、ナイジェリア代表としても19試合に出場。2008年、2010年のアフリカ・ネーションズカップや、2010年の南アフリカワールドカッププレーした経験もあった。

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