ゴールデン・フット」の表彰式に出席、レアルでのCL制覇にも意欲

 レアル・マドリードクロアチア代表MFルカ・モドリッチは、各国メディアによってノミネートされた29歳以上の現役選手の中から、インターネット投票で選出される「ゴールデン・フット」を受賞。その表彰式で、イタリア移籍の可能性を除外しないと話している。イタリアサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が、授賞式のインタビュー動画を公開している。

 ゴールデン・フットの受賞者は、モナコの海岸通りに足形のレリーフが並べられる。その授賞式で、足形を取りながら受けるインタビューにおいてモドリッチは、昨夏から話題になるイタリア行きについてこう語った。

イタリアは好きだし、クロアチアからとても近い国(国境を接している)だよね。ナショナルチームの仲間や多くの友人たちがイタリアプレーしているから、いつもチェックしているリーグだと言える。イタリア人のメンタリティーはクロアチア人にとても近い。だから、僕がイタリアプレーできる日がやってくるか、様子を見てみよう」

 一方で、「僕はレアルの選手だし、(レアルの)会長は僕の将来は常にレアルにあると言っている」と、フロレンティーノ・ペレス会長から受けている言葉を明かした。そして、今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の優勝チームについて聞かれると、「優勝に値するチームは多くいる。それらすべてを倒すのは簡単ではないけど、もう1回優勝したいと思っているよ」と、レアルでの優勝を重ねることへの思いを口にした。

 現在の世界を見渡しても最高のプレーメーカーと評されるモドリッチだが、レアルから次のキャリアを選ぶ日は来るのか。そして、それはどこの国になるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

モドリッチは自身の移籍の噂に言及した【写真:Getty Images】