チェルシーが、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(26)に新契約を用意しているようだ。イギリスデイリー・メール』が伝えている。

2017年夏にローマから加入したリュディガーは、チェルシーでは公式戦90試合に出場。センターバックの主力としてここまで3人の指揮官の下、スピードや高さ、読みを生かした質の高い守備を披露している。

2022年までとなっているリュディガーに対して、マンチェスター・シティトッテナムが触手を伸ばしている模様。けん制のためにも新契約を用意し、慰留に努める意向のようだ。

今季のリュディガーは、今年4月末にヒザの手術を行った影響で、9月半ばのウォルバーハンプトン戦が初出場となった。ところが先発したその試合で鼠径部を負傷。前半だけで交代となり、現在まで離脱が続いている。

そのため、今の守備を支えているのはDFクル・ズマとDFフィカヨ・トモリの2人。両者ともフィジカルやスピードに長けた選手だが、経験値や判断力の面ではリュディガーに劣る。フランク・ランパード監督もリュディガーの能力に信頼を置いており、早い段階で契約延長に動く方針を取るようだ。

サムネイル画像