オリックスは13日、ドラフト4位指名した津田学園高の前佑囲斗(まえ・ゆいと)投手と三重県桑名市内で仮契約を締結した。背番号は「43」。

 仮契約を終えて、福良淳一GM兼編成部長、谷口悦司スカウトとともに会見に臨んだ前は、「仮契約を終えて、実感がわいてきましたし、これから頑張っていかなければいけないという思いが強くなりました」と仮契約が待ちきれなかった様子。「たくさんの方に支えられて、今の自分があるので、これからも感謝の気持ちを持ち続けてやっていきたいと思います。目標としている山本投手がつけていた番号をいただいたので、その番号に恥じぬよう自分の持ち味を出して頑張っていきます!」と抱負を述べた。

 谷口スカウトはドラフト指名時に「150キロを超えるストレートが最大の武器。野球に対してストイックに取り組む姿勢もすばらしく、伸びしろも大きい。近い将来、先発ローテーション入りも期待できる投手」と前を評価している。最速152キロのストレートが武器で、スライダーカーブも魅力的。甲子園で活躍しU18日本代表に選出され、U18ワールドカップの舞台も経験しているのは大きい。

 背番号「43」は今シーズンまで3年間、“神童”山本由伸がつけた番号。現在開催されている世界野球プレミア12でも、山本は背番号「43」として活躍している。山本は来シーズンから背番号を18に変更することに伴い、43が「空き番号」となった。山本と前は同じ高卒の速球派ピッチャーという共通点があるだけに、再び「43」を前が出世番号にできるか注目だ。

 ドラフトで前評判が高かった前が、プロの舞台でどこまで活躍するのか。大いに期待したい。

(どら増田)

谷口悦司スカウト、前佑囲斗、福良淳一GM兼編成部長