11月13日正午から、「世界発信コンペティション」の特別コンテンツとして、同日大賞に輝いた2社と女性活躍推進知事特別賞を受賞した5社の代表者(サイフューズ代表取締役の秋枝静香氏は欠席)が登壇。それぞれ、テレビ東京ワールドビジネスサテライト解説キャスターの山川龍雄氏とジャーナリストの福島敦子氏の質問に答え、開発のきっかけや苦労、今後の抱負を述べた。
《大賞企業》金融出身の異色経営者がユーザーの視点に立ち、技術・サービス開発
歯の根管治療が迅速にできる医療器具を開発したノイシュタットジャパンの鈴木計芳代表取締役社長は銀行、紛失防止IoTサービスを事業化したMAMORIOの増木大己代表取締役CEOは証券と共に金融出身の異色の経営者だ。在職中に鈴木氏は長期間、歯科医に通うことになり、一方の増木氏は仕事で重要なものをなくして事後処理に追われる同僚の姿を目にした。そんな自身の体験がそれぞれ起業へとつながったとエピソードを語った。両者ともユーザーの立場に立って、アイデアを形にしていった。増木氏は「五輪招致のプレゼンで日本は財布を落としても戻ってくると紹介されたが、善意にテクノロジーをかけ合わせそれを実現したい」と意気込みを語り、鈴木氏は「日本発の医療技術を輸出し海外市場に打って出たい」と力を込めた。

東京都ベンチャー技術大賞を受賞したノイシュタットジャパンの鈴木計芳代表取締役社長=左と東京都革新的サービス大賞を受賞したMAMORIOの増木大己代表取締役CEO

《女性活躍推進知事特別賞企業》社会的課題解決の取り組み、長期視点で成長目指す
自社開発の特殊バリカン「エアクリッパー」による出張理美容で受賞したディ・アイ・シーの定信ふみ子代表取締役は「30分かかっていたカットが3分で済む。繊細なカットが苦痛なく安心安全にできる時短技術を広めたい」考え。LGBTの転職・就活サイトを運営するJobRainbowの星真梨子取締役COOは「LGBTのライフステージに合わせ、人生を丸ごと支えるサービスにしたい」と展望した。洋服のパターン(型紙)技術を生かして3分で着られる着物を開発したリノーズの照沼範子代表取締役は「汚れが落ちやすい超撥水素材で日本や海外の飲食店のユニホーム需要もつかんでいきたい」と述べ、1個からオンリーワン化粧品を作れるローザ特殊化粧料の角屋由華専務取締役は「地域の酒蔵やレストランと組んでインバウンドも取り込みたい」と強調した。
女性活躍推進知事特別賞を受賞した(左から)ディ・アイ・シーの定信ふみ子代表取締役、JobRainbowの星真梨子取締役COO、リノーズの照沼範子代表取締役、ローザ特殊化粧料の角屋由華専務取締役
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