昨年11月の親善試合に続き同じキルギスからFK弾

 日本代表は14日、カタールワールドカップ(W杯)アジア2次予選でキルギスと対戦し、2-0で勝利した。1点をリードして迎えた後半8分に、直接FKを決めて勝利を決定づけた原口は「形になって良かった」と語った。

 日本はキルギスの強度の高いプレーと劣悪なピッチコンディションに苦しむ場面が多かったものの、前半41分に南野拓実ザルツブルク)がPKを決めて先制。1-0で試合を折り返した。

 後半開始早々にはカウンターからピンチを招く場面もあったが、なんとか切り抜けると、セットプレーからリードを広げることに成功する。MF遠藤航が倒されて得たゴール正面からのFKの場面で、原口が右足で狙うと、GKの手前でワンバウンドするシュートがゴール左隅へ吸い込まれた。

「昨日も練習していてチームでも練習している。形になって良かった。前回はあまり納得のいくボールじゃなかったですけど、入って良かったです」

 原口は昨年11月の国際親善試合キルギス戦(4-0)でも直接FKからゴールを決めていたが、この時は相手GKのミスによって奪ったということもあり、そこまで喜びを露わにしなかった。しかし今回は相手GKの逆を完璧に取ったこともあり、納得の一撃だったようだ。(Football ZONE web編集部)

日本代表FW原口元気【写真:Noriko NAGANO】