千葉県南房総市ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画、運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:須永珠代、以下「トラストバンク」)は本日11月15日、トラストバンクが提供するふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング型で寄附を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング(R)」(以下GCF)において、台風15号で被災したアワビ漁の継続を目的としたプロジェクトを開始します。募集期間は2019年11月15日~2020年2月22日、目標寄附金額は300万円です。
三方を海に囲まれた漁業が盛んな南房総。近年は自然環境の変化や漁業従事者や漁獲量の減少が大きな課題となっていることから、南房総では漁獲を安定させることを目的に、アワビの稚貝を放流して水揚げする「育てる漁業」に漁業協同組合と協同で取り組んできました。

しかし、令和元年台風15号をはじめとした度重なる台風被害。南房総は2度の暴風・大雨被害に伴う長期停電の影響で、アワビを備蓄しておく海水プールの温度調節ができなくなり、これまで育成してきたアワビが全滅してしまいました。販売できるはずだったアワビの損益のほか、死滅した掃除など多額の費用がかかります。

全国から愛されてきたアワビをここで終わらせることなく、アワビ漁を未来に残し、全国、世界に誇る房州のアワビを、これからも皆さまの食卓に届け続けるため、ガバメントクラウドファンディングに挑戦します。寄附金は、これまで育ててきたアワビの稚貝をもう一度購入するための費用に充てます。寄附者へのお礼の品は、来年8月以降に漁獲する房州黒あわび等をご用意します。

今回、南房総が取り組むGCFは、お礼の品だけではなく“使い道”から寄附を募ります。自治体はGCFを通じて、地域課題や課題解決策を広く発信し、共感を得ることで寄附を集めます。一方、寄附者は地域に対する応援の想いで寄附をするため、交流・関係人口増加につながる仕組みとしても注目されています。プロジェクト数も年々増えており、2019年6月の制度改正でGCFへの関心はさらに高まることが予想されます。

□■ 新事業の概要 ■□
◆プロジェクト名:南房総アワビ漁を復活!台風被害に負けず、これからもアワビを全国の食卓へ届け続けたい!
◆サイト運営会社: 株式会社トラストバンク
◆募集額: 300万円
◆期間:2019年11月15日~2020年2月22日(100日間)
◆寄附金の使い道:アワビの稚貝購入費、エサ代、水槽の維持管理費など
SDGs:8.働きがいも経済成長も、9.産業と技術革新の基盤をつくろう、14.海の豊かさを守ろう
◆プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/617
(注)募集期間は、延長の場合がございます。



ガバメントクラウドファンディング(GCF)とは
2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体がプロジェクトオーナーとなり、関心や共感を呼ぶプロジェクトを立ち上げることで、広く資金を調達する。寄附者は自らの意思で寄附金の使い道を選ぶことができる。GCFでは、自治体が地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄附金と使い道、寄附金を集める期間などを提示する。2019年11月時点で寄附総額51億円を突破し、610以上のプロジェクトが実施された。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。

ガバメントクラウドファンディング及びGCFは、株式会社トラストバンクの登録商標です。
※「ふるさとチョイスガバメントクラウドファンディング」サイト:https://www.furusato-tax.jp/gcf/

株式会社トラストバンクについて
2012年4月設立。2012年9月、ふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』を開設。同サイトは、約1億9,500万の月間PV数(2018年12月)、契約自治体約1,500団体超(2019年11月)、お礼の品登録数22万点超(2019年11月)を有する国内最大のふるさと納税総合サイトに成長。2013年9月、「ガバメントクラウドファンディング(R)」をスタート。2014年9月には災害時にふるさと納税の寄附金を被災地に届ける「ふるさとチョイス災害支援」の仕組みを立ち上げ、全国の自治体に無償でプラットフォームを提供。

配信元企業:株式会社トラストバンク

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