エンジニアの方の”あるかもしれない”日常風景をデフォルメしてコメディタッチに描く本連載「エンジニアあるある」。さて、今回はどんな風景なのでしょうか...

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一般の人にとって、曜日というのはそれぞれにイメージがあります。ちょっと憂鬱な月曜日、調子が上がる火曜日、花の金曜日などですが、エンジニアにとって、1週間というのは1111100というイメージしかありません。5日間連続稼働をした後、2日間停止をする。それがエンジニアの1週間です。

最近の開発体制では、1週間(5日間)または2週間(10日間)を1スプリントとした単位で業務を進めていきます。もし、なんらかの不測の事態が起きた場合は、休日出勤または自宅で作業を補うことになります。エンジニアにとって、土日は休日ではなく、予備日なのです。

そんな感覚で1週間をすごしているので、突然の祝日はとても痛い。予備日を消化することが確定してしまうからです。予備日を休日として休みたい、あるいは私的な用事を入れてしまった場合は、その週に祝日があると4日しか稼働できないので、5÷4=1.25で、毎日1.25倍は作業を進めなければならなくなります。8時間勤務で0.25の残業ということは2時間です。そもそも平常運転でも2時間ぐらいの残業は織り込み済みなので、毎日4時間前後の残業をしなければならない計算になります。祝日が1日あるだけで、その週は一気にブラックウィークになってしまい、あと一歩で擬似デスマーチ状態になってしまうのです。

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建国記念の日とか春分の日、秋分の日は、伝統文化や由来に基づいたものなので、あってもいいと思いますが、海の日とか山の日って、なんなんだよ?とエンジニアは思っています。そんな祝日を入れて、ブラック状態に追い詰められるよりは、まとまった有給が、仕事の都合に合わせて、きちんと取れる環境を作ってくれよとエンジニアは思っています。

1時間の単純作業を5分で終わらせるプログラミングに8時間かける。

ウェブページを見ていても、無意識にCtrl+S(保存)を押してしまい、保存ダイアログが出てきて自分でびっくりする。

(イラスト:ConChan)

「エンジニアあるある」第37回祝日は前日になって初めて気がつき、1週間のペース配分が乱されるので憂鬱になる。