日本代表MF原口元気の所属するハノーファーは15日、新監督にトルコ指揮官ケナン・コチャク氏(38)を招へいしたことを発表した。契約期間は今シーズン終了までとなる。

今シーズンからブンデスリーガ2部を戦うハノーファーは、今夏に2010年1月~2013年12月まで指揮を執ったミルコ・スロムカ監督(52)を再任。しかし、ここまで3勝5分け4敗の13位と低空飛行が続き、4日にスロムカ監督を解任していた。

その後任に指名されたのは、昨季途中までザントハウゼン(ブンデス2部)を率いていたコチャク氏。2016年にレギオナルリーガ南西地区(ブンデス4部相当)に所属するヴァルトホフ・マンハイムをリーグ優勝に導いた同氏は、翌シーズンからザントハウゼンの指揮官に就任。就任初年度はクラブ史上最高位となるブンデス2部の10位にチームを導いたが、昨シーズンは開幕から10試合でわずか2勝とスタートダッシュに失敗すると、2018年10月に退任を発表していた。

ハノーファーの新指揮官就任についてコチャク氏は、「何よりもまず、チームに安定性をもたらしたいと思っている。ハノーファーのような歴史のあるクラブで仕事することはとても楽しみだよ」と意気込みを語った。

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