2019年11月15日、チェンマイ日本総領事館は、草の根・人間の安全保障無償資金協力として「メーホンソーン県メーギ地区における山岳地域救急救命・搬送体制改善計画」の引渡式典を行ない、松本洋総領事とメーギ地区行政機構長のウドム・ゴーンセーンウィジット氏らが出席した。

 メーギ地区はメーホンソーン県クンユアム郡のミャンマーとの国境に位置するカレン族の村々で、国有保安林に指定されている豊かで美しい自然を湛える一方で、管轄地の95%が険しい山岳地で、郡病院から遠く離れているにもかかわらず、地区内に救急車両が整備されていないため、住民は迅速な救命救急・搬送サービスを受けることが出来なかった。

 救急救命・搬送体制改善などにかかる総額1,508,000バーツ(約490万円)の支援を行い、四駆型レスキュー車1台を整備した。

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