昨年の大みそかに放送され、TBSの看板番組であることを証明した「SASUKE」。その最新回がまたしても大みそかに放送されることが発表された。

 すでに出場選手が決定し、観覧希望者の募集も行われていたが、放送日はふせられたままだった。昨年同様、大みそかに放送され、ファイナルステージは生中継されるという。

 また、ジャニーズWESTの濱田崇裕が出場することも明らかになり、ファンの注目を集めている。

 だが、今回はそんなことよりももっと注目のポイントがあるようだ。

SASUKEの総合演出を務め、ファンの間では『城主』と呼ばれる乾雅人氏が自身のツイッターで、新エリアの導入を明かしました。それによると、そこは『邪悪すぎる』とか。どんなエリアになるのか楽しみです。さらにもうひとつ、乾氏は『あと、例年とはちょっと違う基準でゼッケン順を決めようかという話が出ています』とツイートしています。SASUKEファンにとって、ゼッケン番号というのは大きな意味を持つんです」(テレビ誌ライター)

 ゼッケン番号は1stステージに挑む順番となっている。1番から順番にスタートし、ゼッケン100番が最後。番組の構成上、後半に有力選手が出場し、ゼッケン100番は最も期待される選手が背負うことになっている。いわば「栄光の背番号」だ。この順番決めについて乾氏は腕の見せどころだとしている。

「15年の第31回大会でそれを証明するシーンがありました。ゼッケン92番の山本進悟さんがローリングヒルで時間短縮を狙って、下り部分をジャンプでクリアしようとしたんです。結果は失敗。93番の竹田敏浩さんも同じようにジャンプして失敗。『SASUKEオールスターズ』の2人が連続で失敗する様にはタメ息と苦笑いが漏れたものです。続く94番のドリュー・ドレッシェルも同様にジャンプし、あわや失敗と思いきや身体能力を発揮してクリア。みごと、“オチ”がついたんです。あの順番はみごとでした」(前出・テレビ誌ライター)

 今回、それとは違う基準でゼッケン番号を決めるとなれば、新たなドラマが誕生するのは確実。大みそかの夜、SASUKEは我々に何を見せてくれるだろうか。

アサ芸プラス