テレビ(gpetric/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

若者のテレビ離れが叫ばれて久しい昨今。しかし、実際にテレビから離れると、友人付き合いでデメリットを感じてしまうこともあるようだ。

恋愛マスターとして人気を集めるタレント・くじら(44)の妻で、ブロガーの佐々木かいさん(30)のブログ記事が注目を集めている。

■髭男トークがわからず…

1年半以上にわたって、テレビのない生活を続けているというくじら・かいさん夫婦。普段不便を感じることはなかったのだが、先日友人と食事に行った際に、「オフィシャルヒゲダンディズムがさー」という会話が始まったという。

しかし、テレビを見ないかいさんはなんのことかわからず「んっ? 知らない」「人なの?」と質問。それに対し、友人は「知らないの? 今めっっっちゃ流行ってるよ!笑」と驚いたそうだ。

ちなみに「Official髭男dism」は今ブレイク中のバンドで、『Pretender 』や『あいのり』の主題歌『ビンテージ』などの楽曲が人気を博している。

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■「少しショック」

そんなふうに、自身が流行にまったくついていけていないことに「少しショック」を感じたというかいさん。

しかしながら、そのような傾向は以前からあったそうで「あいみょん米津玄師も今年に入ってから知った」ことや、友人の子供たちがTT兄弟を踊り始めたときに「えっ? なにそれ?」と聞いて悲しい顔をさせたことを明かす。

そして、「テレビのない生活は、ダラダラとテレビを観ていた時間がなくなり、本を読むようになったり夫婦の会話が増えたりして我が家的には『いいこと』も沢山あると今でも感じています」としながらも、「適度に流行の人やモノはネットでチェックしていきたいと切実に思います」と綴ったかいさんだった。

■「わかる」「寂しくない?」

友人たちの髭男トークに対し、「人なの?」と返してしまったかいさん。「イズム」が入るバンド名なだけに、なにか新しい概念と勘違いしたのかも。

テレビが家にない人ならではの今回の記事に対し、コメント欄では「私も地デジに変わったタイミングから4年程、テレビ見ない生活を送っていましたが本当、職場でも話題についていけないことがよくありました」と同意の声が見られた一方、「なにか音がないと寂しくないですか?」と疑問の声も。

娯楽としてだけではなく、生活音やBGM的に使用している人もいるようだ。

■テレビ好きは7割近くも

しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,653名を対象に、「テレビの視聴について」の調査を実施。「テレビを観るのが好きだ」と答えた人は、全体で66.7%と高い割合になっている。テレビ離れが進むと言われているが、まだまだ人気は根強いようだ。

テレビを観るのが好きだ性年代別グラフ

家からなくすことで時間の無駄遣いが避けられる反面、流行に疎くなってしまうデメリットもあるテレビ。程々に接するのが一番いいのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・宝田洸太

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日
対象:全国10代~60代の男女1,653名(有効回答数)

家にテレビがない女性、友人の“髭男トーク”がわからず… 「人なの?」