ベルギー代表は16日、ユーロ2020予選グループI第9節でロシア代表とアウェイで対戦し4-1で勝利した。

すでにユーロ本選出場を決めているベルギーだが、この試合でもエデン・アザールやトルガン・アザールデ・ブライネ、GKクルトワら主力を先発で起用した。

試合が動いたのは19分、E・アザールのパスをボックス左で受けたT・アザールカットインから左足一閃。強烈なシュートがゴール左に突き刺さった。

先制点で勢いづいたベルギーは33分、アルデルヴァイレルトのロングパスをボックス内のルカクが頭で落とすと、走り込んだE・アザールが右足のダイレクトシュートでゴール右隅を射抜く。さらに40分には、ドリブルでボックス内まで侵入したデ・ブライネのラストパスから再びE・アザールがゴールネットを揺らし、ベルギーが3点のリードで前半を終えた。

後半は立ち上がりから一進一退の展開となる中、ベルギーは52分にメルテンスを下げてティーレマンス、67分にフェルマーレンを下げてデナイヤーを投入。すると72分、右サイドでボールを受けたルカクカットインでボックス手前まで切り込みミドルシュートを放つと、これがゴール右隅に突き刺さり、試合を決定づける4点目。

その後、ベルギーは79分にCKの流れからロシアに1点を返されたが、3点のリードで逃げ切りタイムアップ。3得点に絡んだアザール兄弟の活躍で、ベルギーロシアを下し予選全勝をキープしている。

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