女性たちが常備しておかなくてはならない「生理用品」。今年10月からの消費税増税に伴い、おむつや生理用品が軽減税率の対象外であることに反発の声もあがった。
『Yahoo!知恵袋』に「もし生理用品を使わなかったらどうなるのか」というのを、改めて考えさせられるトピックが投稿された。
■電車の座席に違和感とニオイ
電車の座席に座ったところ、臀部に冷たい違和感を感じたという投稿者。確認してみると、座席シートに濃い赤茶色のシミがついていて、その部分はまだ湿っており、シートを触った手からは鉄臭いニオイがしたという。
こうした状況から、投稿者は「女性の生理漏れの上に座ってしまった」と気づき、「あーあ。マジかよ」「新しいズボンだったのに」「正直、犯人を見つけたい」とやりきれない気持ちを吐露。
「どうにかならないですか?」とアドバイスを求めた。
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■事前確認をするしかない?
こちらの投稿には、「不特定多数が利用する場所は、神経質になってよく確認するべき」とのアドバイスが。
また、「ひどいですね!」と投稿者の心情を理解したうえで「まあ、汚したひともわざとじゃないでしょうし、汚したのに気付いてないかも」と女性側の状況を察するようなコメントも。
■生理用品の必要性
2016年の熊本地震では、避難所に「救援物資として運ばれてきた生理用品を男性が突き返してしまった」といった事案がインターネット上で話題に。
今回のトピックは、投稿者のリアルな体験から生理用品が女性たちだけでなく、その周囲の人たちにとっても必需品であることを、考えさせられる内容ではないだろうか。
また、現状として生理用品やおむつが軽減税率の対象外である理由について、しらべぇ編集部が国税庁に取材した記事はこちらを参照してほしい。
■女性はできることをしっかりと
男性に生理への理解を求めるばかりではなく、今回のトピックのような事案を防ぐためには、当然ながら女性たちが対策をする必要がある。
しらべぇ編集部が全国の20代~40代の女性408名を対象に実施した調査にて、「生理予定日が近くなると前もって生理用品を付ける」と回答した女性は、約4割という結果に。
また、同じ調査対象で「生理予定日を把握しているほうだ」と答えた女性は59.5%。
全ての女性が安定した周期通りに生理が起こるわけではないが、自分の身を守るという意味でも、生理周期を把握し、あらゆる点に備えておくことは重要だ。
男性と女性がお互いについて理解し、より暮らしやすい社会になることを願いたい。
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