沢尻エリカ11月16日、合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反の疑いで警視庁組織犯罪対策部に逮捕された。沢尻は来年1月スタートのNHK大河ドラマ『麒麟(きりん)がくる』に斎藤道三の娘で、後に織田信長の正妻となる濃姫(帰蝶)役で出演。すでに撮影は始まっており、現場は大混乱に陥っているという。

今年3月に行われた大河ドラマ第59作となる『麒麟がくる』出演者発表会見にて、大河初出演となる沢尻エリカは「12歳で芸能界に入って、右も左もわからず、ただがむしゃらに今まで生きてきました。たくさん失敗もしたし、挫折もして、いろいろ学んでここまで成長してやってくることができました」とこれまでの芸能生活を振り返り、「この20年間芸能界で生きてきて培ってきたもの、自分が持っているものを全てこの作品に捧げたいと思っています。沢尻エリカの集大成をここで、これが本当に自分の集大成だと思っています」と涙を浮かべながら同作品にかける意気込みを語っていたのだが…。

沢尻は6月のクランクイン時から撮影に参加しており、出演シーンも多くほぼ出ずっぱりだという。初回から登場する重要な役どころであり、撮り直しや編集が可能なのかと関係者は対応を協議している。最悪、放送時期の見直しも考えられるそうだ。

また容疑が事実であれば沢尻の降板は必至となるが、長丁場の大河ドラマの代役をそれなりの知名度がある女優を起用となれば、その候補者は多くはないだろう。人気女優はスケジュールが2年、いや3年先まで埋まっていると言われ、加えて今回の沢尻が演じる濃姫(帰蝶)は重要な役どころだ。無名の女優を起用するのは、NHK側が躊躇するのではないだろうか。

そんな沢尻の代役として、ネット上では前澤友作・ZOZO前社長との破局が明らかになったばかりの剛力彩芽の名があがっている。交際発覚後はドラマや映画だけでなく、長くイメージキャラクターを務めていたCMも降板。その剛力が女優として再出発するのであれば、代役といえども大河ドラマの出演は大きなチャンスであり、話題性の面からもNHK側にとってメリットがあるのではないかという声が多い。「代役今さら探せるのかと思ったけど、あ、剛力彩芽がいた!」「1年近くスケジュール空いてる女優… 剛力彩芽しかないな」「大河のエリカの代役に剛力を持ってくれば、話題性抜群だと思う」「密かな剛力ファンとしては、スケジュールが空いてそうなので来年の大河の代役どうでしょう」と大いに盛り上がっている。

いずれにしても『麒麟がくる』は放送まで2か月を切っており、代役を立てるにしても迅速な対応が必要だ。
(TechinsightJapan編集部 みやび

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