季節の変わり目や寒暖差の激しい時期は、赤ちゃんに何を着せたらいいのか悩むママも多いのではないでしょうか。今回は生後5ヶ月の赤ちゃんをもつママからの相談です。「朝と昼の寒暖差が激しくなってきて、何を着せたらいいのか分かりません。どのように調節してあげればいいですか」とのことです。専門家たちからはどのようなアドバイスが寄せられたでしょうか。
ママからの相談:「生後5ヶ月の赤ちゃん、気温差が大きい時の洋服の選び方は?」
『生後5ヶ月の娘を育てています。最近、朝と昼の温度差が激しくなってきて、着せる洋服に困っています。朝は寒いから半袖の肌着にちょっと厚手のロンパースなどを着せていますが、昼間出かけるときには暑くて出かける前にまた着替えさせなければなりません。洋服を買うときも秋物が少なく、暖かい素材の冬用はたくさんあるのに薄手のロンパースや七分袖の洋服はあまりなくて着せるものがなくて困っています。どのようにして調節してあげれば良いのでしょうか?(20代・女性)』
オールシーズン使えるロンパースにダウンベストで調節を。
生後5ヶ月の赤ちゃんはまだ体温調節が未熟なので、洋服で調節してあげるのが良いとのことです。オールシーズン使えるロンパースにダウンベストで調節してみてはとアドバイスをいただきました。
『生後5ヶ月であれば、心配なさっている通り体温調節の機能がまだ未熟です。洋服や空調で温度調節してあげるのがベストでしょう。オールシーズン使えるロンパースがあれば、それを活用して暖かいダウンベストを買い足すのはいかがでしょうか。ベストであれば、肌寒い時にさっと羽織れて、日中はそれほど暑くならないでしょう。もし脱いでも、かさばらないので荷物にならないのではないかと思います。(看護師)』
赤ちゃんの体温調節にはタオルケットやストールが便利です。
洋服だと脱ぎ着も大変なので、タオルケットやストールを持ち歩いて調節してあげると良いとのことです。
『赤ちゃんの体温調節は気を使いますし、とても難しいですよね。我が家では、薄手のタオルケットを持ち歩いています。ママのストールでも代わりになると思います。抱っこしていてもベビーカーに乗せていても、寒くならないようタオルケットが一枚あると便利です。ぜひ試してみてください。(看護師)』
綿100%のボディスーツにスリーパーで調節すると便利です。
綿100%のボディスーツの上にスリーパーを着せて調節すると着替えが不要な上に、毛布やタオルケットが顔にかかることによる乳幼児突然死症候群のリスクも回避できるとのことです。
『肌着のかわりに綿100%のボディスーツやボディシャツを着せてその上に朝や夜間など冷える時間帯はスリーパーを着せるという方法があります。スリーパーは大人でいう着る毛布のようなものに近いです。室内ですと空調はある程度調節されていると思いますので、赤ちゃんはボディスーツやボディシャツ1枚でも寒くないと思います。気温の高い時間帯やお出かけの際はスリーパーを脱がすだけで良いのでとても楽です。』
『お出かけなどでスリーパーをぬがした後、ボディースーツやボディシャツだけでは寒そうな場合は、レッグウォーマーをはかせてあげるのも良いです。また、防寒のための布団やタオルケットだと顔にかかってしまい乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクがありますが、スリーパーは「着せる」ので顔にかかる心配はないので乳幼児突然死症候群(SIDS)予防にも良いです。(看護師)』
赤ちゃんの温度調節、洋服選びが難しいのに加えて着替えを何度もするのは大変ですが、タオルケットを持ち歩いたり、スリーパーを上手に活用して快適に過ごさせてあげたいですね。
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