コーヒー党のあなたへ朗報だ。1日2〜3杯のコーヒーを飲むことで、老化予防に効果があることが明らかになった。

 それを突き止めたのは、老化のメカニズムの研究を行う富山大学医学部の中川崇准教授だ。

 医療関係者が中川教授の研究を解説する。
「人間は普段の生活で細胞が傷つくことがあり、その傷の蓄積で細胞が死んだり異常になったりすることで、老化が進んでいくことになりますが、傷ついた細胞を修復するのに必要不可欠な物資がNADです」

 ただ、体内のNADは、年齢とともに減少する。そこで注目されたのがコーヒーだ。
コーヒーにはニコチン酸という物質が含まれていて、ニコチン酸が体内に入ると、NADという物質に変わる。中川教授が、人間であれば60代の高齢マウスニコチン酸を与える実験を行ったところ、NADの量が20代マウスの3倍にまで増加するという結果が出ました」(同)

 山梨大学医学部名誉教授の田村康二名誉教授は、同研究をこう評価する。
「初めて耳にしましたが、興味深い研究ですね。コーヒーは長生きにつながるといい、私も1日5杯くらいは飲んでいます」

 コーヒーの老化予防効果ついては、他の研究でも明らかになっている。
マウスの実験で人間なら60歳にあたるマウスに毎日3杯程度のコーヒーを与えたところ、老化を進めるといわれている『mTOR(エムトール)遺伝子』の量が減ったという結果が出ています」(前出・医療関係者)

 また、健康効果が高いといわれている赤ワインに多く含まれているポリフェノールが、実はコーヒーにも豊富に含まれている。
「ポリフェノールは活性酸素が引き金となって起こるガンや、動脈硬化心筋梗塞などの生活習慣病の予防に効果があるのです」(前出の田村氏)

 コーヒーを飲んで老化&生活習慣病を防ごう。