【写真を見る】天地が逆さまに…魅惑的かつ残酷な「部屋」が一挙公開!<写真10点>

日本でも人気沸騰中の体験型エンタテインメント“脱出ゲーム”をモチーフにし、全米スマッシュヒットを記録した予測不能のサバイバルスリラー『エスケープ・ルーム』が、2020年2月28日(金)より公開される。脱出ゲームに参加した世代もバックグラウンドも異なる男女6人が、極限状態の中で決死の脱出ゲームを繰り広げる本作の、参加者たちが閉じ込められる魅惑的かつ残酷な「部屋」に注目してみたい。

賞金1万ドルが懸かった体験型脱出ゲームに参加するため、シカゴ高層ビルに集まった内気な理系女子大生ゾーイとフリーターの若者ベンら男女6人。しかし前触れもなくゲームが突然スタートし、姿なきゲームマスターが仕掛けた邪悪なトラップに翻弄され、タイムリミットが迫る極限状態の中で命がけのゲームを強いられていく。しかし、想像を絶する難関を死に物狂いでクリアしていくうちに、やがて全員が共通の過去を持つことが明らかになっていく…。

次々に訪れる衝撃的な展開から目が離せない本作において、重要になるのが舞台となる脱出ゲームの個性豊かな「部屋」の数々。「セットそのものが独自のキャラクターになる」とプロダクション・デザインを務めたエドワード・トーマスが語るように、本作の「部屋」はまるで生きているかのように参加者たちに牙をむく。

天井や柱がオーブンのように熱を帯び、急激に室内の温度が上昇していく「灼熱地獄」や、凍てつく氷点下の世界に閉じ込められる「極寒地獄」。天地が逆転し、フロアのパネルが一枚また一枚と外れ、はるか下へと落ちていく「宙吊りビリヤード・ルーム」、病院のような薄暗い空間にじわじわと毒ガスが噴射されていく「猛毒ガスルーム」。また、部屋の壁面、什器すべてのものにゼブラ柄が装飾され、見ているだけで目がクラクラしてきそうな「死の幻覚ルーム」など、すべての部屋が参加者の死を招くように設計されており、これらの難関を参加者たちはクリアしていかなければならない。

大規模なセットと特殊効果によって創出された奇想天外な“部屋”のギミックが、観る者に究極のサスペンスとサプライズを体感させる本作。謎に包まれたゲームマスターとは、一体なに者なのか?ハイコンセプトなオリジナリティ溢れる映像世界で、すでに続編の製作も進行中という本作に注目したい!(Movie Walker・文/富塚 沙羅)

氷点下の世界に閉じ込められる「極寒地獄」