令和最初の『第70回紅白歌合戦』の出場者が決定しました。“もうオワコン”と言われつつ、発表されればなんだかんだ盛り上がりますよね。



(画像:「第70回NHK紅白歌合戦NHK公式サイトより)



 そこで、女子SPA!は昨年一昨年に続き、30-40代女性200人に対して「なんで紅白に出場?と思うミュージシャン」のアンケートを実施しました(※)。まず10位から4位までを見てみましょう。(カッコ内は出場回数)


==========================
10位 LiSA(初) 12%
9位 島津亜矢(6) 12.5%
8位 aiko(14) 13%
7位 菅田将暉(初) 14%
6位 山内惠介(5) 15.50%
4位 三山ひろし(5) 16%
4位 郷ひろみ(32) 16%
==========================



TVアニメ鬼滅の刃」OPテーマの、LiSA紅蓮華SACRA MUSIC



 10位に入ったのは、LiSA。一般にはなじみのうすい名前かもしれませんが、アニソン界では知られた存在で、今回の選出理由も『Fate/Zero』や『鬼滅の刃』などの主題歌ヒットしたから。


 NHKの加藤英明チーフプロデューサーによると、「アニソンの域を超えた活躍をされている方」だそうなので、これを機にブレイクするといいですね。



島津亜矢のカバー集『SINGER5』(2018、テイチクエンタテインメント)



 9位には、島津亜矢がランクインしました。洋楽から邦楽のポップスまで歌いこなす“歌怪獣”の異名を取る彼女ですが、いかんせんカバー曲ばかりなのが弱い。そろそろ代表曲がほしいところです。



菅田将暉LOVE」ERJ



 そして7位には、意外にも菅田将暉米津玄師あいみょんコラボしたり、ギター演奏にも挑戦したりと音楽活動に力を入れていたのに残念でした。あまりにもまっとうなフォークロックなので印象に残らなかったのかな。



郷ひろみ「Jan Jan Japanese」SMR



 同率4位には、32回目の出場となる郷ひろみ。AI美空ひばりに対抗して、AI樹木希林と「林檎殺人事件」のデュエットを期待したいところです。


 では、ここからは上位3組の発表です。


◆3位 TWICE(3) 18.5%



「&TWICEワーナーミュージック・ジャパン



 3位は、2017年2018年の2位に続き、なんと3年連続でベスト3入りしてしまったTWICE。勝手に殿堂入りを認定しましょう。


 日韓関係が厳しい局面を迎えたこともあり、彼女たちにとっては辛いランキング結果となってしまいましたね。ここは、外交、安全保障上、あたたかく迎え入れましょう。


◆2位 松田聖子(23) 19.5%



松田聖子「Pre 40th Anniversary Seiko Matsuda Concert Tour 2019 “Seiko’s Singles Collection”」ユニバーサルミュージック



 2位は、松田聖子。昨年の6位から、大幅にランクアップです。


 今年は8月に90年代以降のヒット曲を集めたベストアルバムを発売しましたが、新曲やニューアルバムの発表はありませんでした。ファン以外には活動が伝わりにくかったのが、2位になった理由でしょうか。


 とはいえ、たくさんヒット曲のある聖子さんですから、まだまだ出場回数を伸ばしそうです。


◆1位 丘みどり(3) 21%



みどり 「女ごころ ~十人十色~」キングレコード そして、令和初「なんで紅白?」ランキングの1位は、丘みどりでした。2017年の3位、2018年の5位を経て、見事初の頂点に輝きました。


 よほどの演歌ファンでもなければ知らない名前ですよね。でも、年の瀬のどさくさまぎれに知らない人が歌う知らない歌が聞けるのも悪くないもんです。


 そんなわけで、やっぱり気になるのは隠し玉の特別枠。会見では、“米津玄師は出ないのか”という質問が相次いだようです。そもそも特別枠ってどういう扱いなんでしょう? 紅白の勝敗に関わらない立場ってことなんでしょうか。


 ってな具合で、グダグダ感に拍車のかかる紅白から、今年も目が離せません。


※【調査概要】
調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラスモニター(30代40代女性)に対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2019年11月14日
有効回答者数:30才から49才 女性200名


<文/石黒隆之>


【石黒隆之】音楽批評。ipodに入ってる曲は長調ばかりの偏食家



松田聖子「Pre 40th Anniversary Seiko Matsuda Concert Tour 2019 "Seiko's Singles Collection"」ユニバーサルミュージック