今年から幼稚園に通う4歳の筆者の娘。幼稚園が大好きで、毎日色々な出来事を報告してくれます。

「今日は〇〇をしたよ!」「△△ちゃんとおままごとしたんだぁ」など、本当に楽しそうです。
そんな楽しい園生活ですが、初めての集団生活、当然ちょっとしたいざこざもあります。

園での出来事は、基本、幼稚園の先生にお任せしている筆者ですが、その中で娘と交わした「ある約束」があります。
その「ある約束」とは何なのか、ご紹介します。

お友達とのケンカを通して、娘と交わした「ある約束」

ある日、娘が同じクラス男の子に「キライ!」と言って、ドンっと押されたと、悲しそうに報告してくれました。
翌日には「ほっぺをつねられた」、また違う日には「あっちに行け!」と言われた…など、日が変われど、何かとその子とのトラブルが絶えないようです。

お互い大きなケガもなく、先生が対応してくれているので、私は娘の話を聞きながら「悔しかったね、悲しかったね」と同調していました。

そしてそこで、1つの約束をしたのです。
「もし、叩かれたり蹴られたりして悔しくても、同じことをやり返さないでね。その代わり、お家に帰ってきたら、お母さんが娘ちゃんの悔しい気持ち、悲しい気持ち、いっぱい聞くから。教えてね」

『やられたら、やり返せ』という人もいます。
『やられっぱなしの弱い子になってはいけない』と思う人もいるでしょう。

ですが、それは根本的な解決にはならないと思っています。
手を出す前にイヤなことは「イヤだ」と、はっきり口で言う子になってほしい…と思い、私はこのように娘に伝えました。
先に手を出してきたのが相手の子だったとしても、もし娘がやり返したことでケガをさせてしまったら、娘が悪者になってしまいます。それは娘自身も不本意なことだと思うのです。

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約束後の娘

ある日、娘が「〇〇君が、叩いてきた…でも私、叩かなったよ。叩かれたら、悲しいよって言えたよ」と、お迎えに行った私に教えてくれました。

「そうなの。悲しかったんだね、でも叩き返さなかったんだね。お約束守ってくれて、ありがとう。母ちゃん、娘ちゃんのお話いっぱい聞きたいな」そう言って、自宅に帰った後、娘を膝に乗せて話をしました。

我が家が約束をしたからといって、やった・やられたの子ども同士の小さなトラブルは、なかなかなくなるはずがありません。

ですが、娘はそのことについて、私に話をすることでストレスを溜めることなく、小さいながらもお友達との関係性を育てることができているようです。
クラスのみんなが大好きで、クラスのみんなと仲良し…と言って、今日も元気に幼稚園に通っています。

でも、この方法が最善とは思っていません…

お友達とのいざこざに対する幼少期の対処方法として、今回、筆者と娘の「ある約束」についてご紹介しました。

ですが、けっしてこの方法が最善であり、良い方法…と思っているわけではありません。
「こういう方法もあるんだ」として、対処方法の一例としてご紹介させていただきました。

というのも、筆者には娘の上に息子が2人いるのですが、長男の時に同じ方法を試して、まったく効果がなかったからです(苦笑)。
男の子女の子という性別差なのか…いえ、個人差が大きいのだとは思いますが…。

長男は今、中学生です。さすがに手を出すようなトラブルはなくなりましたが、幼少期はケガをさせるわけではなくても、お友達に手を出すことが度々ありました。

「悔しくって悔しくって、思わず手が出ちゃったの…」と言う長男。いくら言い聞かせても変わらない長男に、私の方が手を出しそうになってしまったこともありました。

反射的に行動してしまうと言うか…頭で考える前に手が出るというか…。本当に、その子によって対処方法も様々だということは実感しているつもりです。

今回の対処方法も、あくまで筆者と娘の1例です。
あなたにとって「こんな方法もあるんだな」という引き出しの1つにして頂けるなら、幸いです。