テレビ東京系にて11月17日(日)より放送をスタートしたテレビアニメ『ポケットモンスター

原作ゲームの発売ごとにタイトルを変更し、世代を超えて愛される人気アニメだが、初代と同じ“無印”に回帰した新シリーズは、今までに登場したすべての地方が舞台。それにともなって、それぞれの地方に生息する様々なポケモンが登場することでも話題を集めている。

1997年に放送された記念すべき第1話「ポケモン!きみにきめた!」では、主人公サトシピカチュウの出会いや壮大な旅の始まりが描かれたが、新シリーズの第1話の物語はさらにその少し前にさかのぼる。サトシの唯一無二のパートナーであるピカチュウの過去に焦点を当てたストーリーが展開された。

カントー地方にあるどこかの森に、ひとりぼっちで生息するピチュー。まだ幼いそのピチューは、ある出会いと別れを経験する。エピソードのタイトルはずばり「ピカチュウ誕生!」で、このピチューが後にサトシと出会うピカチュウに進化する、ということが明かされる。つまり、カントー地方ピチューが生息していたことになるワケだ。

親子で見始める仕切り直し回としては最高で、感動的なエピソードに涙腺を刺激された視聴者も多かった反面、長きにわたる過去シリーズを見守ってきたファンのなかには、突如として判明したこの事実を受け入れにくいという層も少なくないようで……。

サトシのピカチュウピチューだったって受け入れがたいな
カントーピチューおんの違和感ありすぎるな
サトシのピカチュウは最初からピカチュウもん!!!ピチューなんてあの時代にいなかったもん!!!!!
・なんで、あの可愛いピチューサトシにあったらグレてるねん…
オーキド博士ピチューとニアミスしてるやん
オーキド博士ポケモン151匹じゃ!」
ピチューは知らないのにミュウは知ってるオーキド博士
・パラレルですよねこれ?

などと不満や疑問を吐露するコメントが散見されている。

かく言う筆者も初代ポケモン世代で、「サトシのピカチュウは最初からピカチュウであって欲しかった……」と思ったうちの一人。振り返れば、『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』を鑑賞して怒り狂ったのも記憶に新しい。

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だけど老兵は何とやらと言うように、今まさにターゲットとされる世代がワクワクできればそれで良いとも思う次第だ。

もちろん、サトシとゴウのW主人公で描かれる新たなアニポケへの期待は大きい。発売されたばかりのNintendo Switchソフト『ポケットモンスター ソード・シールド』に登場するガラル地方の新ポケモンたちの活躍も楽しみだ。

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