子育てをしている専業主婦の中には、家事や育児と忙しい毎日を過ごしているにもかかわらず“家にいる”というだけで、その大変さを夫が理解してくれないと嘆く人もいるようだ。しかし浴室のシャワールームの曇ったガラス戸を見て、子育てをしながら家事をこなす妻の大変さに気づいた夫が、SNSに綴った妻への感謝の言葉が人々の心を熱くしている。『New York Post』『Mirror』などが伝えた。

テネシー州メンフィス在住のザックウィリアムさん(Zack Williams)は、妻のヘザーさん(Heather)や今年6月に生まれた娘のロッティーちゃん(Lottie)と共に幸せな生活を送っている。ザックさんはロッティーちゃんの育児と家事はヘザーさんに任せ、自分は家族を支えるべく一日10~12時間ほど働いていた。

仕事に一生懸命なザックさんだったが、日々疲れとストレスの毎日だった。しかしある日の朝、シャワーを浴びるため浴室に入ったザックさんはシャワールームの曇ったガラス戸を見て、育児に追われている妻が自分以上に大変な思いをしていることを悟った。ザックさんはその思いをFacebookにこう綴っている。

「僕は12時間の勤務を終えて、昨日の夕方に帰宅しました。夕食前に手を洗おうと浴室に行ったところ、そこに娘のバシネット(新生児用かご型ベッド)があったんです。妻に『なんでここにバシネットが?』と尋ねると、『日中シャワーを浴びる際に、ロッティーをそばに置いておくためバシネットを浴室に入れた』ということでした。その夜はロッティーの成長についてなど夫婦で語り合いました。」

「そして今朝ジムから帰ってきた僕は、会社に行く前にシャワーを浴びようとシャワールームに入ってガラス戸を閉じた時、曇った部分を手で拭ったような跡があることに気づきました。そこからシャワールームの外を覗くと、昨日バシネットが置いてあった場所が目に入ったのです。ヘザーはロッティーに目を配りながらシャワーを浴びていたんです。」

「僕は一瞬、考え込んでそこに座り、ガラス戸を見ながら微笑んでいました。僕はヘザーとロッティーがここにいるかのように想像でき、ヘザーはシャワーを浴びながらおどけた顔を作ってガラス越しにロッティーをあやしている姿が目に浮かびました。僕の心はとろけてしまったよ!」

「それは本当に変だと思うかもしれません。こんな些細なことだけど、妻への感謝の気持ちが溢れ出てきました。彼女は朝から晩まで娘の世話と僕の世話、それに食事の用意や掃除、彼女自身のことも…(あ、そんな時間は無いかも)」

ザックさんは日常の中で見落としてしまいそうな、単なる手で拭った曇ったガラス戸から様々な思いがあふれ、妻のヘザーさんに対して感謝の気持ちが止まらなかったようだ。そして次のように言葉を続けた。

「なんてこった! この曇ったガラスが僕にとってどれほど意味があるか全部伝えられないよ! 妻はリラックスしてシャワーを浴びることができないという事実! それに会社員のように退勤することも、同僚とランチをすることもできないんだ。妻はちょっと外に出て深呼吸することもできないなんて。」

「これはただの曇ったガラスかもしれないけど、僕にとってはそんな言葉では片付けられませんでした。普段は気づかないかもしれないけど、こんな小さなことで妻がどれだけ大変かを知ることができました。これがきっかけで私はまた妻のヘザー・ウィリアムに対して恋に落ちてしまったよ! 愛してるよ僕のクイーン!」

ザックさんの投稿には2万件以上もの「いいね!」と3万件以上もシェアされ、「こんな美しい思いを言葉に綴ってくれてありがとう。心に刺さった」「僕もだ! 妻なしでは今までの人生を乗り越えられなかったよ」「うちのお婆ちゃんが『男は朝まで働くことはあるが女性の仕事は終わりがない』って言ってたよ」などと男性の意見も多く見受けられた。ザックさんの投稿は夫婦がお互い相手に対して忘れがちとなってしまう感謝の気持ちを再認識するきっかけを作ってくれたようだ。

画像は『Zack Williams 2019年8月28日Facebook「* Wife appreciation post *I came home yesterday evening after working 12 hours.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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