2019年11月18日プロフィギュアスケーターの織田信成さんは関西大学アイススケート部に所属する女性コーチを、ハラスメント行為で大阪地裁に提訴しました。

織田さんは同年9月、関西大学アイススケート部の監督を辞任。その理由について、自身のブログで関西大学所属の女性コーチによるハラスメント行為が原因だったと明かしています。

産経ニュースによると、織田さんは監督就任直前の2017年3月頃から指導方法などをめぐり、女性コーチによる無視、陰口といったハラスメント行為が始まったと主張。

精神的苦痛を受け、監督業を継続することができなくなったとして、1100万円の慰謝料を請求しています。

織田さんは「フィギュアスケート界の悪弊へ一石を投じる思いで提訴にいたった。裁判を通じ事実を明らかにしていきたい」とコメント。

また、大阪市内で行われた記者会見で「この数カ月間、(女性コーチに)ずっと敵意を向けられ続けてきた。リンク内外を問わず恐怖心を感じた」と語りました。

ネット上ではこのニュースを見た人たちから、さまざまな声が寄せられています。

・悩んだ末の決断だったのでしょうね。公になった事で改善が図られるといいのてすが。

・監督よりコーチのほうが偉いのかな。女性コーチのほうのいい分も知りたい。

・選手が1番振り回されるよね。かわいそうなのは選手です。

関西大学側は織田さんの訴えに対し「現在、アイススケート競技がシーズンに入った時期に提訴がなされたことは大変残念です」と文書で言及。裁判の行方を多くの人が注目しています。


[文・構成/grape編集部]

出典
産経ニュース