WANDSが第5期始動の発表から4日後の11月17日、大阪・堂島リバーフォーラムでの無料ライブイベント「DFT presents 音都 ONTO vol.6」にて始動第1弾ライブを行った。

【写真を見る】聞き覚えのある柴崎浩のギターソロに、超満員の会場は歓喜

柴崎浩と木村真也、そして新たに加入したボーカル・上原大史による第5期WANDSは、「音都」2日目の大トリとして登場。

Sensation・麻井寛史、車谷啓介がサポートメンバーのリズム隊を務める中、新曲「真っ赤なLip」でライブはスタート。「真っ赤なLip」は、前半部ではクールな装いを携えながらジャジーな雰囲気を漂わせ、テクニカルな部分も併せ持っており、WANDSらしからぬイメージを抱かせる。

だが、サビ部分ではJ-POPのきらびやかなキャッチーさを表現。WANDSならではのサウンドの手応えを感じさせると、柴崎が「こんばんは、WANDSです。この新曲『真っ赤なLip』は、第1期WANDSのメンバーである大島こうすけが書き下ろしてくれました。

このメンバーでは(持ち曲は)1曲しかないので、この後は昔の曲を演奏したいと思います」とファンに語り掛ける。

そして、新ボーカリスト・上原が「子どものころから、兄の影響でWANDSが大好きでした。そのWANDSにまさか自分が入り、柴崎さん、木村さんと一緒にバンドをやれることになるとは思っていませんでした。めっちゃびっくりして不安ですが、やると決めたからには、腹をくくって、覚悟を決めてやろうと思います」と決意表明。その強く真っすぐな言葉に、会場からは拍手が起こった。

その後、「もっと強く抱きしめたなら」「時の扉」を披露し、上原が「この先も新生WANDSとしてやっていきます。何が起ころうとも気にせずどこまでも突き進んでいこうと思っています。よろしくお願いいたします」と話し、最後の曲「世界が終るまでは…」へ。

アニメ「SLAM DUNK(スラムダンク)」(1993-1996年テレビ朝日系)の主題歌でもあるミリオンヒットナンバーで、1990年代に戻ったかのような感触を感じさせる、感動的なライブを締めくくった。

なお、この日初披露された「真っ赤なLip」は2020年1月29日(水)にリリース。カップリングには、柴崎のアレンジによる「時の扉」「もっと強く抱きしめたなら」のWANDS 第5期ver.が収録される。(ザテレビジョン

WANDSが11月17日、第5期始動第1弾ライブを行った