ダ・ヴィンチ・コード」シリーズの出版秘話から生まれた本格ミステリー映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』が2020年1月24日(金)より公開。このたび、予告映像とポスタービジュアルが解禁となった。

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世界的大ヒットを記録した『ダ・ヴィンチ・コード』(06)など、トム・ハンクス主演で映画化もされたダン・ブラウンによる「ロバートラングドン」シリーズ。その4作目となった「インフェルノ」の出版時には、海賊行為と違法流出を恐れた出版元が著者の同意のもと、各国の翻訳家たちを秘密の地下室に隔離して翻訳を行うという驚くべきミッションを遂行。この前代未聞のエピソードをもとに、デジタル時代ならではの仕掛けをちりばめた本格ミステリーとして誕生した本作では、フランスの人里離れた村にある洋館を舞台に、全世界待望のミステリー小説「デダリュス」完結編の世界同時出版のため、洋館の地下に隠された要塞のごとき密室に9か国の翻訳家たちが集められる。外出はおろかSNSや電話などの通信も禁止され、毎日20ページずつだけ渡される原稿を翻訳していく翻訳家たち。しかしある夜、一本の脅迫メールが届く…。

このたび解禁された予告映像では、厳しいセキュリティチェックを通り、物語の舞台となる洋館の地下室の厳重な扉の先に案内された9人の姿が。「まるで囚人だな」というセリフが示すとおり、常に監視されながらの翻訳作業に戸惑いを隠せない様子が映しだされる。そんななか、出版社社長の元にベストセラー本の原稿を人質に取った脅迫メールが届き、疑心暗鬼に陥る9人の翻訳家たち。完全隔離された洋館で、予測不能な展開が待ち受ける。

また、あわせて解禁されたポスタービジュアルは、囚われたベストセラー「デダリュス」を想起させる“書影”をイメージ。9人の翻訳家が正面を見据える印象的なビジュアルに、“あなたは、この結末を「誤訳」する”という本作ならではのコピーが打ちだされており、スピード感あふれる本格ミステリーに期待が高まる!(Movie Walker・文/富塚 沙羅)

すべてを欺く本格ミステリー『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』