スペイン代表は18日、ユーロ2020予選グループF最終節でルーマニア代表と対戦し、5-0で大勝した。

15日に行われたマルタ戦を圧勝したスペインは、その試合からスタメンを7人変更。チアゴやロドリ、サラビア、GKパウ・ロペスらに代えてサウールブスケッツ、カルバハル、GKケパらをスタメンで起用した。

[4-3-3]の布陣で臨んだペインは3トップを右からにジェラール・モレノ、モラタ、カソルラと並べ、インサイドハーフにサウールとファビアン・ルイス、アンカーブスケッツを配置した。

立ち上がりから攻勢に出るスペインは5分、右サイドを持ち上がったファビアン・ルイスのパスをボックス右で受けたモラタのクロスからガヤがヘディングシュートを叩き込んだが、競り合ったDFを押し倒したガヤのファウルを取られ、ゴールは取り消された。

先制のチャンスを逃したスペインだが、8分に再びチャンスを迎える。ガヤの左クロスのセカンドボールをボックス内に走り込んだカルバハルがハーフボレーシュート。これは相手GKに弾かれたが、こぼれ球をファビアン・ルイスが押し込んだ。

その後も主導権を握るスペインは、33分にショートコーナーの返しを受けたカソルラの右クロスをジェラール・モレノがヘディングシュートで流し込むと、43分にもカソルラのパスでボックス左深くまで侵入したガヤの折り返しをゴール前のジェラール・モレノが押し込み、3点目。

さらに45分には、スルーパスでボックス右から侵入したジェラール・モレノのクロスがルスのオウンゴールを誘い、スペインが4点のリードで前半を終えた。

後半に入っても主導権を握るスペインは、56分にジェラール・モレノを下げてオヤルサバル、63分にセルヒオ・ラモスを下げてアルビオル、67分にカソルラを下げてアルカセルを投入し、3枚の交代カードを切る。

すると、スペインは試合終了間際の92分にオヤルサバルのミドルシュートで5点目を奪取。そのまま5-0と大勝したスペインは、ユーロ予選を無敗(8勝2分け)で終えた。

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