魔王を倒して平和をもたらすため勇者に選ばれた青年が、心揺さぶるヘッドハンティングを魔王から受ける漫画に、背中を押す人続出です。どうする勇者!?

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 倍率50倍の競争を勝ち抜いて勇者になった青年。魔王討伐に意気込むも、王国からの援助はたったの100Gと皮の盾のみ。しかも援軍はなく一人で魔王を倒せという。「これだけ出してるのに不満なわけ? お前の代わりいくらでもいるよ?」と勇者は王様からパワハラを受けました。

 冒険開始から1週間、スライムにすら逃げられるレベルで報奨金も得られず、勇者とは何かを自問する日々。しかも王国は勝手に魔王討伐成功の凱旋パレードを2週間後にすると決め、ますます追い込まれていく勇者でした。なにこれ、鬼畜……。

 なんとか四天王を倒し、ついに魔王のもとにたどり着いた勇者。「その前に一つご提案が」と、魔王は戦う前に何やら相談を持ちかけてきました。「貴殿は行動力に優れており、得難い人物だと評価しております」。突然どこかの会社の人事みたいなことを言い出しました。

 「ポジション四天王待遇。役職に応じた給与、賞与は支給致します」――王国からひどい扱いを受けていた勇者に、あまりにも高待遇なヘッドハンティングが。ブラック企業みたいな王国で平和のために働くか、ホワイト企業みたいな魔王の元で王国を脅かすか、勇者よどっちを選ぶ!?

 パワハラ王様が原因で悪の道に走りそうな勇者の苦悩に、読者から「自分なら喜んで寝返ります」「勇者さま!私も連れて行ってください!」など、ジョブチェンジを勧める声が続いています。また、もしかしたら四天王全員が元勇者なのではとの憶測も呼んでいます。有り得そう……。

 作者は『美少女同人作家と若頭』を月刊comic REXで連載中のベニガシラさん。社畜漫画家を自称するだけあって、これまでにも「魔王がブラック企業の社長になった漫画」「サラリーマン四天王」など、企業を舞台にしたコメディ漫画を手掛けています。

画像提供:ベニガシラさん

こんな王様の元で働かないとならないなんて……