ベルギー出身の“神童”ローラン・シモンズくん(9歳)が、世界最年少で大学を卒業する見込みだ。オランダアイントホーフェン工科大学で電気工学を学んでいるローランくんが、来月学位を取得するという。

写真で収めたかのような正確な記憶力を持つローランくんは、わずか9か月でカリキュラムを終えてしまったそうで、担当講師はこれまで見た最も賢い生徒より、ローランくんが3倍以上賢いと感じているようだ。

ローランくんは、天候の良さを理由に、今後はカリフォルニアの大学への進学を考えているというが、父アレクサンダーさんはイギリスへの留学を望んでいるそうだ。

オックスフォード大学かケンブリッジ大学という線も十分にあり得ます。私たちにとってははるかに都合が良いですから」
「ローランは人工臓器や電気工学における研究を用いた延命についての博士課程を考えています」

現在の最年少学位取得者は、1994年に10歳でアラバマ大学を卒業したマイケル・カーニーとなっている。