11月18日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)において、合成麻薬のMDMAを所持していたとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された女優の沢尻エリカ容疑者の話題が取り上げられた。番組では、沢尻容疑者の出世作となった映画『パッチギ!』の井筒和幸監督のインタビューを掲載した『日刊ゲンダイ』(日刊現代)の記事が取り上げられ、井筒監督の「ちゃんと止める先輩がいればこんなことにはならない」「彼女が一人で悩んでいたなら俺らの業界の責任もある」といった言葉が取り上げられた。

 これを受け、若林史江は「残念の一言。気骨というか常に喧嘩を売っているような姿勢が好きだったので、こういう形で彼女が見られなくなってしまうのは残念」とコメントした。対して、マツコ・デラックスは若林の「気骨」という言葉を引き合いに出し、「そこを意識しすぎて辛くなかったのかなって。張ってる感じと本来の自分の乖離っていうのもあったのかな」と彼女の素性を推し量った。これには、ネット上では「マツコもキャラを演じてる部分あるから沢尻の気持ちがわかるのか」「確かに気骨を意識していた部分はありそう」といった声が聞かれた。

 また、マツコは沢尻容疑者が「不必要に悪ぶっていた時期とかもあって、混乱しつつあったのかな。もっと楽にやりゃいいと思っていたから」と感じていたとも話していた。さらに、「そもそも弱い人じゃん、クスリでごまかす人って。本当は弱い人だったのかなって思う」と語った。沢尻容疑者が違法薬物に手を染めたはっきりとした理由は明らかになっていないが、一部報道では10年以上使用していたという話もある。そのため、ネット上では「マツコ、やっぱりしっかりと人を見るな」「本当は弱い人っていうのは当たっていると思う」といった声が聞かれた。

 やはり芸能人ならではの悩みや孤独はあり、マツコはそこを見抜いていたのかもしれない。

マツコ・デラックス