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ヴァンテージ・ロードスター、2020年春に

アストン マーティンは、2020年春にヴァンテージ・ロードスターの公開を予定している。その公道テストの様子を、今回キャッチすることができた。

プロトタイプには先月発表された公式イメージと同じく、マットブラックのカモフラージュが。その上から、このロードスターのテストが順調に進んでいることがわかる。

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アストン マーティン・ヴァンテージ・ロードスターは、低くワイドなクーペのスタイルをしっかりと受け継いでいる。

アストン マーティンにとってヴァンテージは、アンディ・パーマーCEOの提唱するセカンドセンチュリープランにおける、デザイン改革の騎手とも言うべき存在。そのクーペ版は2017年のLAモーターショーで発表されたあと、2018年に発売になっている。

ロードスターは、低くワイドなクーペのスタイルをしっかりと受け継いでいる。折りたたみ式キャンバストップを備えることによるスタイリングの変化は、わずかなものだ。

スリムなバー状のリアランプと、ダックテール形のスポイラーはクーペと共通。立派なフロントスプリッターとリアディフューザーもそのままだ。

ヴァンテージ・ロードスターの導入で、アストン マーティンは全ての現行モデルにオープントップモデルをそろえることになる。例外は4ドアサルーンラピードと、パフォーマンスに特化した(現在発売中の)AMRモデルのみ。

DBS GT ザガートの後? AMR版は未定

6速マニュアルを備えるであろうAMR版のヴァンテージに、ロードスターが用意されるかどうかは今のところわからない。

ロードスターの技術仕様についての詳細は不明。クーペと同じく、510psを発生する4.0LのV8ツインターボエンジンを積むことは予想できる。

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アストン マーティンDBS GT ザガート

コンバーチブル化による車体構造の見直しにより、重量増加は避けられない。よって、そのパフォーマンスはクーペよりも少しだけ劣るものになるだろう。

アストン マーティンは、このロードスターを来春にも発表したいとしている。DB11・ヴォランテと同じく、クーペ版よりも8%ほど高価になるはずだ。価格は130050ポンド(1831万円)程度だろう。

ヴァンテージ・ロードスターの発表は、DBS GT ザガートのお披露目に続くことになりそうだ。この華々しい限定モデルは超特別なDBZセンテナリー・コレクションであり、復刻版DB4 GT ザガートと2台セットで発売される。


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