そろそろ暖房器具が出番になりつつある晩秋。天気が悪いとグッと冷えるようになりました。家の中でも寒そうに見える猫に、ストーブを出してみたところ……つれない様子に思わず飼い主さんに同情してしまう漫画が注目されています。

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 この漫画を描いたのは、漫画系ウェブメディアのマトグロッソで「プリンタニア・ニッポン」を月1連載中の、迷子さん。

 「許されなかった」というタイトルで、ツイッターに猫との生活のある一コマを漫画にしています。

 ソファーの片隅で、小さく丸まって寝ているトラ猫。肌寒さを感じる室内でその様子を見つけた迷子さん、「さむい…つらい…」と無言で耐えているかのように見えてしまった様子。

 ハッとした迷子さん、高速でダルマストーブに火を入れ、室内ぬくぬく状態に。そしてストーブの温かさにつられて近づいてくる猫。

 「あったかーい」と言わんばかりにしっぽをピーンと立ち上げてご機嫌な様子。その様子にホッとして、「よかったよかった」と背中を撫でてあげたら……。

 べしっ!撫でていた手を「さわんないで」とばかりに振り払われてしまいましたとさ。めでたしめでた……しくない……(涙)。寒そうにしていたから気を遣ってストーブを出したのにこの仕打ち……。

 猫側からしてみれば、「せっかく何か暖かいのがでてきたから堪能しようとしたのに触られて邪魔された」といったところになるのでしょうか……?飼い主からしたら、切ない。

 ストーブって、火力が強くて部屋の温まりも早いんですよね。その代わり、うっかりペットが近づき過ぎると、ひげやらしっぽの先やらを焦がしてしまうこともしばしば。さすがにそこまで近づいて熟睡したら、体毛も焦げるのでは……?と思ったら、案の定ちょっと焦がしていた、という話も聞いたことが。

 ストーブ用のフェンスを設置しておかないと、うっかり体のどこかを焦がしてしまうペットは意外にもいるみたいなので、その辺はお気を付けを。

<記事化協力>
迷子さん(@maigo_twi)
マトグロッソ「プリンタニア・ニッポン

※初出時、漫画のストーブを一か所「ダルマストーブ」と説明していましたが誤りでした。訂正してお詫びいたします。

(梓川みいな)

寒かろうと出したのに……ストーブに用がある猫 飼い主にはつれない