今シーズン絶不調に陥っているアーセナルは1月の移籍市場で補強を行わない可能性があるようだ。19日にイギリス紙『メトロ』が報じている。

 アーセナルは今シーズン、プレミアリーグにて4勝5分け3敗で6位に沈んでおり、4位のマンチェスター・Cとは勝ち点8差となっている。クラブを率いるウナイ・エメリ監督は解任が噂されるようになり、クラブ職員やOBらも同監督の成績不振に不満を抱いているようだ。

 さらに、ウルグアイ代表MFルーカス・トレイラなどの主力選手も退団を望んでおり、補強は絶対条件であると声を上げるファンも多い。エース格であるガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンらも新契約の締結に待ったをかけるなど、エメリ監督と選手団の間に問題が生じていることも確かである。

 そんな中、同紙によるとアーセナルは1月の移籍市場では補強を行わないという。クラブのフロントが必須と判断しない場合は、早急に改善が必要な守備面の補強もないようだ。果たしてアーセナルチャンピオンズリーグ出場圏内に入ることができるのであろうか。

アーセナルは今冬の移籍市場で補強を行わない可能性がある [写真]=Getty Images