アーセナルレッドブルザルツブルクに所属するハンガリー代表MFドミニク・ショボスライ(19)の獲得に本腰を入れているようだ。イギリスFootball Insider』が報じている。

母国のMTKブダペストからザルツブルクの下部組織に加入したショボスライは、2017-18シーズンにザルツブルク傘下でオーストリア2部に所属するリーフェリングでプロデビュー。

その後、ステップアップを果たしたザルツブルクでは攻守両面でハイインテンシティーが求められるチームスタイルの中で、186cmという恵まれた体躯と高精度の右足のキックを生かしたミドルレンジのパスやシュートで抜群の存在感を発揮。昨シーズンの公式戦29試合で11ゴール10アシストを記録すると、今季も左サイドハーフを主戦場に主力として活躍している。

ユベントスインテルなど5大リーグビッグクラブが関心を寄せるショボスライに関してアーセナルは以前から関心を示してきたが、現在スイス代表MFグラニト・ジャカの去就が不透明となっていることで、より関心を強めているという。

そして、19日に行われるユーロ2020予選のウェールズ代表とハンガリー代表戦において同選手の視察のためにスカウトを派遣するようだ。
なお、ジャカに比べてより攻撃志向が強い万能型MFのショボスライは、利き足は異なるもののプレースキックの名手としても知られており、年齢を含め理想的な後釜と言えるかもしれない。

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