動物たちが世知辛い世間のサラリーマンとして大奮闘…と思いきや、暴言と奇行で日本人的社会を突破する!? 10月からスタートし話題沸騰中のTVアニメ『アフリカのサラリーマン』の見どころを連載でお届け。第5弾は、殺傷ハムスター役の木野日菜さんにインタビューしました。

TVアニメ「アフリカのサラリーマン」より

――最初に作品を知った時の感想をお聞かせください。

木野:タイトルを初めて聞いた時にアフリカの!? サラリーマン!?!!?と凄くインパクトを受けたのを覚えています。漫画を初めて読んだ時も、動物がスーツを着ている斬新な設定が面白くて一気に漫画を読みました。

――殺傷ハムスターというインパクトのある名前ですが、キャラクターを見た時の印象を教えてください。

木野:可愛い顔のハムスターの両手に包丁というアンバランスな見た目を初めて見たときは、可愛いを優先するべきなのか包丁を優先するべきなのか分からなくて頭が混乱しました。

――「キュー!」というセリフだけで演技をすることの難しさや楽しい部分がありましたら、お聞かせください。

木野:最初はキュー!という鳴き声を重要に考えていたのですが、殺傷ハムスターのことを少しづつ理解してくるとしゃべりたい言葉がどんどん増えてきて、それがとても楽しかったです。

殺傷ハムスターを知るまではこの子は何を伝えたがってるんだろう?と難しかったです。

――アフレコはどんな雰囲気で行なわれたのでしょうか? 演じていて楽しかったシーンは、どんな場面でしょうか?

木野:収録中はたくさんのアドリブや叫び声が飛びかっていてすごく楽しくて笑いを堪えるのが大変でした。私も笑ってもらいたい一心で楽しく収録に臨めました。

テスト終わりに音響監督さんと監督さんが入ってきてディレクションを頂くのですが、監督は 面白かったです!という褒めてくださる感想が多くてそれが頑張るぞ!というモチベーションになりました!

演じていて楽しかったシーンの一番はやっぱり殺ハムが荒ぶって回答ボタンを押しまくって壊すというシーンです。意味がわからなくて面白かったです!

――社会問題パロディなどインパクトのあるシーンが多い印象ですが、台本を読んだ時などに衝撃を受けたシーンはありますか?

木野:衝撃を受けるシーンばかりですが、お花見の話とワラ美とオオハシの話が好きです。リアルにも感じて面白かったです。

――後半に向けて注目してほしい点をお聞かせください。

木野:前半も物凄いインパクトでしたが後半もそのインパクトは重ねるごとに強くなっていくと思います! 個性豊かなキャラクターたちがこの先もたくさん出てくるのですが、いつのまにかみんなのことをとても愛おしく思ってしまうそんな作品ですので、笑い飛ばして楽しんで観ていただきたいです。

――好きな動物を教えてください。

木野:動物はみんな好きなのですが、特に最近コアラを見るときゅんきゅんしてしまいます。

――サラリーマンが主人公ということで、仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

木野:健康でいる事が一番大切だなぁと感じる事が年々増えています。家に帰ったら一番最初に手洗い・うがいをして、喉がちょっと痛いかもしれないと思ったらすぐに蜂蜜を食べます。

蜂蜜にもこだわりがあって、

痛いレベル弱 少量の美味しい蜂蜜

痛いレベル中 味が独特な蜂蜜を多めに食べる

痛いレベル大 殺菌効果のあるマヌカハニーの飴を舐める

これをやっています。

――世の中の頑張っているサラリーマンにぜひエールをお願いいたします。

木野:私はサラリーマンの経験がないのですが、毎日朝早く起きて、お仕事をして、遅くに帰るなんて本当にすごいことだと思います! 毎日本当に本当にお疲れ様です。アフリカのサラリーマンを観て大きな口で笑って疲れを少しでも吹き飛ばして頂きたいです…!(WebNewtype)

TVアニメ「アフリカのサラリーマン」より