マツコ・デラックス

タレントのマツコ・デラックスが18日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、「電車の席を譲るかどうか問題」に言及した。

■席を譲らないのは「恥」が理由?

番組では、日本人が電車で席を譲らないのは「知らない人と話すことに照れがあるからではないか」という毎日新聞のコラムを紹介。ベルリンでは赤ちゃんを抱っこして電車に乗ると、必ず誰かがそっと立って赤ちゃんに話しかけるとし、日本人は席を譲りたくても座席が遠いといった障害があって躊躇してしまっているのではないかというもの。

マツコは「席を譲る譲らない論争みたいなやつってすごい繰り返されてるけど…」と切り出すと、「これは相当、的を射てる気がする。この『恥ずかしい』というところが、なんか核心な気がするんだよね」と共感する。

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■教育に組み込むべき?

さらに、赤ちゃんの場合は席を譲りやすいが、高齢者の場合は「『(声をかけたら)どう思うかな?』って思っちゃわない?」と気まずい雰囲気になってしまう可能性があると指摘。譲るほうはどう思われても気にせず声をかけることが大切だとし、譲られるほうも「失礼な!」などと決して怒らないことをルールにすれば、いずれ恥ずかしさもなくなっていくと話す。

「こういうの学校で子供のときからやったらいいんじゃない?」と学校教育に組み込んだほうがいいと主張した。

■高齢者に席を譲ったら…

マツコが言うように、高齢者に席を譲るべきかどうか迷って譲った挙げ句、怒られてしまったという人もいるはず。しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,340名に調査したところ、1割強が「電車で高齢者に席を譲って『まだ若い』と断られたことがある」と回答している。

席に座れずに困っている人が相手とはいえ、赤の他人と話すのは難しいもの。マツコの言うように、いっそ「ルール」にしてしまえば恥もなくなるのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2015年1月20日~2015年1月24日
調査対象:全国20代~60代の男女1340名(有効回答数)

マツコ、日本人が電車の席を譲らない理由考察に納得 「核心な気がする」